かつらで円形脱毛症は治せないがガイドライン的には推奨される

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かつら(ウィッグ)は薄毛部分を隠すアイテムであり
治療効果はないのですが円形脱毛症ガイドラインでの
推奨度はC1になっています。

その理由として外的刺激から肌を守れることが挙げられます。

例えば外傷や紫外線などですね。

単純に物理的な衝撃は髪によくないですし、
傷がつくと細菌が入り込み免疫疾患以外で
髪に悪い要素が増えることになります。

紫外線は細胞に負担をかけるので
あまりあたりすぎないほうがいいものです。
(髪の毛は紫外線から頭皮を守る役目もある)

そして患者のストレスを軽減できることが
推奨される最も大きな理由だと思われます。

QOL(Quality of Life)
すなわち生活の質の向上に繋がります。

それに関する詳細な研究はなさそうですが
田中式職業検査DE-H法という方法で調べた結果、
行動の未熟性や情緒不安定さ、
不適応感、器官劣等感が改善したとのこと。

ちなみにスウェーデンでは、
かつらは健康保険が適応されるそうなので
それほど重要なものだと再認識させられます。

脱毛症はある意味「心の病」ともいえるので
日本も是非見習ってほしいものです。

かつらを選ぶ際の参考:人毛と人工毛

円形脱毛症ガイドラインの記事へ