hargと植毛はどちらが良いか そもそも比較する意味が…

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植毛とハーグはどちらがいいか

hargも植毛も医療機関でのみ受けられる薄毛治療で
どちらが良いかあなたは迷ってるかもしれません。

どちらも最先端とか画期的などの言葉を並べて
盛んにメリットを強調しているので
とてもわかりにくい部分はたしかにあります。

でも、客観的な視点で特徴を見ていけば
どちらがいいかは明確化すると思います。

そして比較すること自体意味がない、
ということに気づけるかもしれません。

・ハーグと植毛の特徴について

まずはharg(以下ハーグ)と植毛の基本的な特徴を
軽くおさらいしておきましょう。

ハーグは栄養素を頭皮に直接注射することで
育毛を促すという手法のことです。

植毛は人工毛と自毛を使ったものがありますが
ここでは自毛植毛のことと定義します。

後頭部や側頭部の髪を薄毛部分に移植する手法です。

ハーグの栄養素というのは
成長因子という特殊なタンパク質と
ビタミン類やアミノ酸の混合液のことで
それをハーグカクテルといいます。

売りとなっているのは成長因子は
幹細胞という細胞の元となる細胞から抽出したもので
一般的には使えない特殊な成分です。

髪の成長に深く関係するといわれていて
再生医療の一種とされています。

ハーグによるメリットは効果が出た場合、
元々生えていた髪を取り戻せることです。

すでにほとんど生えなくなった部分も
成長因子により細胞が活性化させた結果
再び生えてくるといいます。

自毛植毛では元々の密度を再現するのは
技術的に難しいのでもしハーグが効果的ならば
植毛するよりいいことになります。

自毛植毛で使われる後頭部や側頭部の髪は
男性ホルモンの影響を受けないことがわかっています。

その性質は移植したあとも受け継ぐことが
科学的に証明されています。

メリットは一度ちゃんとした手術を受ければ
その後は何もしなくても髪が生え続けることです。

先ほど言ったように密度100%は難しいですが
そこまでやらなくても満足度が高いこともわかってるので
数値はあまりこだわる必要はありません。

ざっくりいうとそんな感じになります。

・ハーグと植毛の違いすぎる差

ハーグも植毛もメリット・デメリットがあります。

それらを踏まえた上で比較しないといけないですが
結論からいうと自毛植毛の方が断然優れています。

更に言うと比較するまでもないという感じです。

こういうと植毛を極端に贔屓(ひいき)してるように
感じしてしまったかもしれませんが、
注意深く調べると誰もがそう思うと思います。

なぜならエビデンスも効果の違いも
あまりにも差がありすぎるからです。

ハーグは再生医療という位置づけになってるので
いかにもすごいという印象がありますが
印象ばかりが先走っているように思えます。

髪が育つ上で各種栄養素が関係してることは
間違いではないと思いますが
それを注入することでどのくらいの効果があるのか、
どのくらいの持続性があるのか曖昧なままなのです。

再生医療といっても幹細胞そのものを使うわけではなく
栄養素を使っているレベルに留まっていて
本当の再生医療とは違うと思います。

また、男性ホルモンの抑制も
どの程度発揮するかもわかっていません。

おそらくその効果がほとんどないからこそ
フィナステリドやミノキシジルを併用することが
通常になっているのだと思われます。

そしてハーグは通常6回前後を1クールとして
施術し続ける必要があります。

1回毎に10万円以上かかり
効果が出るかは受けてみないとわからず
全部終わったあとどのくらい効果が
持続するかも当然不明です。

対して植毛はどうか。

先ほど述べたように男性ホルモンの影響を受けない
後頭部と側頭部の髪を使うわけですが
その性質は移植後も変わらず持続します。

それをドナードミナンスといい、
その理論はすでに証明されています。

効果があることはもちろんのこと
自分の髪の毛なのでその後は特に何もせずとも
勝手に生え続けてくれます。

費用に関してもどっこいどっこいとなるので
長い目で見てどちらがベストかは明らかです。

・近視眼的にならないことが大事

植毛でもクリニックによって仕上がりに差があるので
注意が必要ですが単純に技術という面でいうと
比較するに値しないことがある程度はわかったと思います。

ハーグは各種栄養素の有効性が曖昧で
持続性もどの程度あるか不明のままです。

植毛はちゃんとドナーが定着してくれさえすれば
その後は何もせずとも効果が出ますし、
生涯に渡って生え続けます。

だからこそ世界中に普及してるともいえます。

ハーグは日本と韓国くらいしかやられてないので
それが全てを物語っているともいえます。

将来的に技術がどう進歩するかはわかりませんが
どんな状況になろうとも表面的な言葉だけで
踊らされないよう注意してほしいと思います。

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