m字とか頭頂部とか限定的に効果のあるサプリメントは存在しない

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育毛サプリといわれる商品もかなり増えてきました。

育毛剤やシャンプーほどではないのしても着実に種類は増えてきています。

それほど体内からのケアが重要であると
認知されてきたことかと思われるのでいいことだと思います。

そこでよくこんな疑問を持たれる方がいます。

m字に効くサプリはなんですか?と。

m字ハゲは脱毛症の中でも最も治しにくい部類に入るので
少しでも対策を増やしたいと思う方が多いのだと思われます。

⇒なぜ治りにくいかはこの記事で説明しています

それはそれで間違った認識ではないですが、
少しサプリメントの役割を整理しておく必要があります。

まずさっきの質問にお答えすると、
髪にいいと言われるサプリメントはある意味全部m字に効くといえます。

しかし、m字にだけ効果を発揮するというサプリは存在しません。

局所的な対策というのは基本的に育毛剤だけなので
サプリメントはそれとは役割が異なります。

サプリは生え際とか頭頂部とか部位別の対策をするものではなく、
体の全体的なケアをするものと考えてください。

失った髪の毛がなかなか復活しない大きな理由の一つに
体の健康状態が悪いというのがあります。

なぜ体が健康でないといけないかというと、
髪の毛はそもそも健康体のうえに成り立つものです。

体は生命を維持するのに重要な臓器を最優先して
栄養を送ったりケアするようになってますが、あまり関係ない組織は後回しにします。

髪の毛がなくなると命の危険があるというほどでもないため
真っ先に後回しにされてしまうのです。

血余という呼ばれ方をしている所以がそれです。

他の臓器に栄養分を運んだ後に余ってたら髪にも補給しておきましょう、
という感じになっているのです。

m字や頭頂部といった部位別に効くという都合の良いサプリメントは存在しないので体全体をサポートすると認識する

ですから薬でいくら男性ホルモンを抑制したり
血行を促進したとしても肝心の体がなってなかったら元も子もないってことになります。

育毛サプリメントの役割とは髪の毛が生える土台作りをサポートすること。

例えば活性酸素を除去したり糖化を予防したり
男性ホルモンの抑制を後押ししたりですね。

食品から栄養素を摂ることは基本中の基本ですが
それだけでは十分に摂取することが難しい栄養素や
食卓にのせるのは困難な食べ物の成分を摂取するのに便利なアイテムってことですね。

そういう製品は育毛成分がたっぷり配合されたりしてますが
それは「髪に」というより「髪にも」効果が期待される、といったほうが正しいと思われます。

個々の栄養素の効果は多岐に渡るものですので髪だけ効果を発揮するわけではありません。

むしろ体内全体をケアすることで間接的に髪が生えやすい土台(体)を作り上げるために
飲用するものなので場所を限定することはできません。

強いてm字により効果的なものは何かを言うならば、
男性ホルモンの抑制を主眼においたものを選んだほうがいいでしょう。

剃り込み部分は男性ホルモンの影響を強く受けるので
そこに特化したものでないと太刀打ちできない可能性があります。

例えばノコギリヤシだけでなくほかにも2~3種類、
ホルモンバランスを整える成分が配合されてたほうがよいでしょう。

あと大事なのはサプリも育毛剤も薬もシャンプーも
それぞれが決定打というわけではなく
あくまでそれらは対策の一部に過ぎないと意識すること。

薄毛ってのはいろんな要素が絡み合って起こるものですので
1つの対策で解決することはできません。

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