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植毛部のテンティングについて ピットスカーの逆の現象

移植毛の根本が盛り上がる現象を
テンティングといいます。

あまり多いと見た目に影響しますが
起こるか起こらないかの予見が難しく、
失敗と呼ぶには微妙とのこと。


・移植毛が盛り上がってしまう現象がある


前回に引き続き植毛における
マニアックな現象を書きたいと思います。

前回はリッジングという
移植部がコブになる現象についてでしたが
今回はそれよりも規模が小さいものです。

1つ1つの株(髪)の根本が盛り上がり、
まるで鳥肌のようになる現象があります。

それを断面図でみると
テントを張っているように見えることから
テンティングという名前がつけられました。

名付け親はオーストラリア・アデレードの
マルゾラという医師で2006年の
英文教科書に登場したということで
かなり新しい用語となります。

ですからまだまだ知らない人のほうが
多いかもしれません。

植木鉢の植物のように根本部分が下がる
ピットスカーの逆バージョンになります。

テンティングが起こる原因ははっきりしておらず
植毛医の間でも意見が割れてるようです。

その人の体質によるもの、
ドナーを浅く植えてしまう施術的なもの、
もしくはその両方がありえるという感じです。

ヨコ美クリニックの今川賢一郎医師は
両方ありえる側という見解を示しています。

盛り上がる傷である肥厚性瘢痕は
皮膚の修復機能が過剰に働く為に起こりますが
その度合は人それぞれ違います。

植毛するということは必ず傷を負うわけなので
そういう体質の方は元々そういうリスクが
高いと考えられます。

それに加え、株を浅く植え込むことで
更に皮膚が盛り上がる可能性が高まる、
という見解です。


・テンティングの予防策


テンティングは株を浅く植えたからといって
通常は起こることではないそうなので
体質の影響が強そうだと感じます。

ですから予見するのはまず無理っぽいですが
今川先生は次のことに気をつけようと
啓発されています。


注射針やブレードは株の大きさに
合ったものを使用すること

植え付け時のポッピングを
めんどくさがらずに矯正すること

ドナー部と移植部の皮膚の硬さを考慮すること
(ヘアラインやコメカミは皮膚が薄い典型例)

皮膚が薄い箇所への植毛は
スリットを刺しこむ角度を小さくして
移植毛をしっかり深く入れること


かなり専門的というか
患者にとっては関係ない部分かもしれませんが
知っておいて損はないと思います。

カウンセリングの時に聞いてみる
ネタとして使えるかもしれないからです。

要はクリニック選びの参考になりえます。

テンティングは放っておけば
自然と治るケースが多いと考えられていますが
そういうものでもきちんと親身に
答えてくれるかが大事だと思います。

それは自然に治るから問題ない、
体質によるものだから仕方ない、
なっても目立ちませんよ、

などと一蹴するような対応をされたら
要注意かもしれません。


・テンティングの対処法はあるようです


ちなみにテンティングをなんとかしたい場合、
その対策は存在するようです。

マイクロ電動モーターという機器で
物理的に削ってしまう、レーザーで削る、
ステロイドを塗るか注射するかの4通りです。

何が最適かは医師と相談して
決めることになります。

もしくは再度植毛をして
目立たなくするという力技もありますが
真っ先にそれを勧められたら
それまた注意する必要があるでしょう。

結局手術するほどクリニックは儲かるからで、
他の対策を検討しないまま
植毛に踏み切るのはどういうことかと
尋ねてみるといいでしょう。

まあテンティングに関しては
そこまで問題にならないかもしれませんが
仕上がりが不自然などの重大な問題は
昨今でもよく起こっています。

ということでいつも情報を鵜呑みにしない
心構えは大事だと思います。


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