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植毛の未来はどうなるかを再生医療と対比して考えてみます

自毛植毛に関して大体のことはお伝えできたので
今回は少し視点を変えて未来はどうなるのかを
考えてみることにします。

個人的な予想では再生医療が台頭し
現在(2010年代)の最西端の植毛技術も
いずれは廃れていくと思います。

ただ、すぐにはそうならないので
今するべきことも考慮することを
忘れてはいけないですね。



・植毛技術の魅力と限界について


植毛は主にAGAに対して効果を発揮する技術といえます。

男性ホルモンの影響を受けない髪を利用するという
シンプルかつ画期的な手法ということで
薬物治療とは一線を画すほどすごいといえます。

1990年代後半からは現在取りうる
最高の方法と称されるFUTという術式が確立されます。

少なくとも20年以上はその地位が揺らぐこと無く
続いてきた感じです。(日本ではFUEがブームのようですが)

ただ限界もあります。

自分の髪の毛は本数に限度がありますし
高密度に移植できるといっても
元々の密度の半分程度に留まります。

それでも満足いくレベルだと言われるので
密度に関してはそこまで問題ではないですが
技術的に難しいという問題もあります。

仕上がりを自然に仕上げるためには
芸術的センスも必要になってきますので
そういう医師は多くありません。

また、円形脱毛症や広範囲の薄毛、
ドナーの取り過ぎによる不足など
対応仕切れない場合もあります。

大抵の方は条件さえ悪くなければ
薄毛の根治が可能だと言えるのですが
仕上がりや傷跡も含め課題が多いのも事実です。

近未来はそれも克服する可能性があると思います。



・再生医療が進化すれば植毛はなくなる?



2010年台あたりから盛んに再生医療がすごいなどと
叫ばれるようになってきました。

簡単にいうとほとんどの細胞に変化することができる
幹細胞というものがあり、それを応用したものです。

iPS細胞が最も有名だと思われます。

そういうものを利用して自分の髪のコピー、
いわゆるクローンを作り出し、
薄毛治療に役立てようという動きが
盛んになっています。

すでに毛包(髪の根元を覆う部分の組織)の
培養に成功したというニュースも出てきており
期待度は膨らむ一方かと思われます。


いずれその技術が確立されれば
自毛植毛でもドナー数の制限が
なくなる可能性が出てきます。

そうなるとこれまでカバーするのが難しかった
ノーウッド分類のクラス7(サザエさんの父である
波平さんレベル)でも十分なドナー数が確保でき
完全にフサフサになれるかもしれません。

さらに技術が進むと植毛という概念自体が
なくなる可能性もあると思います。

培養した自分の髪の細胞を毛穴に注入するだけで
よくなるかもしれないですし、
ただ塗るだけでよくなるかもしれません。

ちなみにハーグ療法で利用されている
脂肪細胞由来の幹細胞を注入することとは
別の話になるので混同しないよう注意です。

ハーグは世界の植毛医の間でも
否定的な意見が多く、エビデンスも乏しいので
再生医療とは程遠いものです。



・現時点で出来ることに集中することが大事



なかなか夢のある話だと思いますが
とりあえず参考程度に留めておいたほうがいいでしょう。

植毛と再生医療はどちらがいいですか?
という疑問が湧いている人も少なくないと思いますが
まだ技術が確立されていない段階では
比べようがありません。

可能性を考慮すると再生医療の方が良さそうに思えますが
いまこの記事を読んでいる時点で
技術が確立されていないのであれば、
(自毛)植毛のほうがいいに決まっています。

待つという手もなくはないと思いますが
そう簡単に出来ることではないですし、
もし近々実用化されるという段階になったとしても
おそらく価格はすごいことになるでしょう。

ちなみに2014年の時点で
iPS細胞から作った毛は
1本で100万円もするそうです…

自毛植毛のゴールドスタンダードであるFUTでは
1株(約2本)で500円前後(世界標準)くらいなので
そのくらいまで下がるにはどのくらいかかるのか…
という感じですよね。

他にも遺伝子を操作することにより
作られた細胞は癌化したときに暴走しないのかなど
いろいろ問題が残っていることも忘れてはいけません。

ということで頭を使うという意味でも
未来はどのようになっていくのか
考えてみることは大事ですが、

とりあえず現時点で出来ることに
集中することが最も重要ですね。

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