イチョウ葉エキスに副作用が?摂取目安量を念のため守りましょう

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イチョウ葉には独自のフラボノイド成分が
多く配合されている特徴的な植物で
その効能は育毛的にも大変注目されています。

血管を広げるだけでなく抗酸化作用も同時に発揮し
血液中のコレステロールの酸化を防いで過酸化脂質の増加を抑制し、
様々な病気の予防・改善が出来ると期待されています。

血行と血液の質は育毛対策の根幹を成すことですので
イチョウ葉エキスは大いに活用してよいものです。

しかし、当然のことながら摂取のしすぎに注意しましょう。

どんなものでも良し悪しがあるように、
どんなに体に良いと分かっている成分でも
過剰摂取は毒へと変貌する恐れが常にあります。

それはたとえ生命を維持する重要な成分であってもです。

イチョウ葉エキスには消化器(胃腸)への障害や下痢、
頭痛・発疹(アレルギー性皮膚炎)の副作用が報告されています。

ドイツの研究によると確率は1億分の7くらいで、
症状が出ることは非常に稀とのことですが油断は常に禁物です。

イチョウの葉にはギンコール酸と言うアレルギー物質が含まれています。

それは主に実である銀杏に多く含まれているのですが、
葉っぱも1%弱ほど含有しています。

そのためイチョウの葉を拾ってきたりして
煎じて飲むことは衛生的にもアレなので行わないほうがよいです。

サプリメントだとほとんどはギンコール酸が取り除かれていると思われますが、
不安な場合は入っているかチェックしたほうがいいでしょう。

また、なんらかの薬を併用して健康被害が出たという報告はないですが、
日本では念のため次の方には勧められないとしています。

妊娠中の女性・乳幼児・小児糖尿病の治療薬を飲んでいる方
ワーファリンもしくはバイアスピリンを飲んでいる方

妊娠している方や小さなお子さんは
臨床試験が行われていないので安全性が思わしくなく、
似たような効能の薬は相乗効果を起こす可能性があるからです。

優れた効能があるといわれるイチョウ葉エキスにも副作用が存在するので摂取のしすぎは禁物です

摂取量の目安は120mgが妥当と言われています。

日本健康栄養食品協会によると、
1日の摂取量の目安は60~240mgとしていて、
どのくらいが最適かはよくわかっていないのが現状です。

認知症の治療で用いる場合は600mg使用するそうですが、
健康増進を図るのが目的である場合は240mgが上限となります。

ちなみに記憶力や集中力が向上したという研究報告もありますが
あくまでそれは血流の悪いところが是正され、
本来の状態に戻ったということだと思われるので、

イチョウ葉エキスによって本来の能力を超えて
劇的にパワーアップすることはありません。

ということでイチョウに限らずですが、
摂取量には十分注意してほしいと思います。

育毛サプリの一部として配合されてる場合は
過剰摂取になるほど大量に含まれてる可能性は低いので
あまり含有量を気にする必要はありません。