ささげは育毛の為になりうる食べ物の1つ|葉酸の含有量が高い

シェアする

スポンサーリンク

ささげ(大角豆)はアフリカ原産の大きな豆類の一種で、
他の豆と同様に栄養価が高く世界中で食べられています。

品種は全部で4種類あり、日本を含め東南アジア諸国では
比較的大きく育つ十六ささげが主に流通しているそうです。

豆類は栄養価が高いことから髪にいい食べ物としても
広く認知されており、2013年にはトップテンオブシティという
アメリカのランキングサイトでは6位と評価されています。

その流れで個別の豆類の特徴をお伝えしていますが、
今回はささげについて取り上げていこうと思います。

ささげの栄養成分を見てみると、
5大栄養素の範疇にある栄養素の多くが含まれているのは共通しています。

タンパク質は100g中24gほどと豆類の中では比較的多い方で、
脂質は約2gと少なく炭水化物がやや多い(約55g)という感じです。

炭水化物が多い食品は食べ過ぎると血糖値を上げてしまうので
注意が必要ですがささげには食物繊維が約18gと多めなので
精製食品などの低質な食品よりはリスクはかなり少ないと考えられます。

そして特筆すべきは葉酸が他の食べ物と比べてもかなり多いことです。
(100g中約300μg)

その葉酸が髪の健康(育毛)にも大きく関わると考えられます。

葉酸はビタミンB群の一種で血管の若返りに効果があると
最近の研究でわかってきました。

ホモシステインというアミノ酸の一種の量を減らし、
血管にコレステロールが沈着するのを防いで
軟らかい血管を維持するのに役立つと言われています。

ささげは育毛の基本である血管の健康に役立つ葉酸を多く含む豆類

一般的にコレステロールと聞くと動脈硬化を思い浮かべやすいですが、
動脈に限らず毛細血管にも悪影響がないわけがありません。

血管が硬くなると当然のことながら血流障害などを引き起こし、
髪はもちろんあらゆる臓器のパフォーマンス低下を招きます。

内蔵の調子が悪ければ髪にまで栄養を回す余裕もなくなり、
どんどん悪循環に陥り育毛どころではなくなる可能性があります。

現代人は無駄な成分(トランス脂肪酸や精白された炭水化物など)を
摂取しすぎて肝心の栄養(ビタミンやミネラル)が全体的に不足気味です。

葉酸もそのひとつと考えても不思議ではないので、
多く含まれるささげは髪の健康によいものと言っていいでしょう。

ただささげは少々クセのある味のため苦手な人も地味に多いかもしれません。

嫌いなら無理に食べる必要はありません。

葉酸を多く含む食べ物は他にもいろいろあるので、
自分の口に合うものを摂取すればいいと思います。
(例:ほうれん草、ブロッコリーなど色の濃い葉物野菜、
飲み物では緑茶、豆類では枝豆(大豆)やひよこ豆、焼き海苔も多いです)

⇒参考:葉酸を多く含む食品一覧

ポイントは葉酸に限らずですがサプリメントからではなく、
自然の食品から摂取するということです。

サプリメントも加工食品の一種ですので、
栄養素の活性が悪くなっている可能性が高いものなのです。

(全く同じ栄養素でも食べ物とサプリとでは
効果に違いがあることが何十年も前から判明しています)

いろいろ科学技術は進んできてはいますが、
やはり常に重要となるのは原点だと思います。

<参考:個々の豆類と育毛の考察>

⇒落花生(ピーナッツ)

⇒ソラマメ

⇒レンズ豆

⇒ささげ(この記事)

⇒えんどう豆

⇒ひよこ豆

⇒いんげん豆

⇒大豆

⇒豆類の考察まとめ

スポンサーリンク

シェアする