えんどう豆は育毛の手助けとなる?|栄養価に優れた緑黄色野菜

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今回はえんどう豆についていろいろ見ていこうと思います。

えんどう豆は料理の材料に使われることがよくある
ポピュラーな食べ物のひとつで世界中で栽培されています。

ツタンカーメンの墓から発見されたことや
メンデルの遺伝の法則にて用いられた食べ物としても知られ、
豆類の中では最も歴史が古いと言われています。

そんな奥ゆかしいえんどう豆ですが、
豆類とあって栄養価が高いので育毛的にも良いものと考えられます。

えんどう豆は他の豆類と同様に脂肪分が少なく、
炭水化物とタンパク質が主な栄養素として構成されています。

炭水化物は摂り過ぎると血糖値を上げる原因になりますが、
肉類や精製食品と違って食物繊維も多く含むので(100g中約5g)、
そこまで大きな心配は無用です。

ビタミンやミネラルも種類に富んでいるので、
料理に添えられていたら残さず食べたほうがいいですね。

さて、このような説明はおそらく、
他の情報媒体でも腐るほど伝えられてると思います。

そして栄養価に優れているという点はひよこ豆等と同様に、
髪の成長に関して強い要因はあまり見当たりません。

育毛に取り組んでいる方や情報通の方が大好きな栄養素である
亜鉛やリジン、鉄などは含んでますがとりわけ多いわけでもなく、
脂肪酸やビタミン類も全体的にそういえます。

でも育毛に役立たないかと言われるとそうではないと強く感じます。

なぜなら植物性タンパク質や食物繊維といった
体の健康に重要な成分を摂取できるからです。

タンパク質は人間の体の主要構成物質であり、
髪の毛もタンパク質で出来ていることからよく重視されますが、
動物性よりも植物性のほうが健康的に優れていることがわかっています。

動物性蛋白質は消化に時間がかかったり無用な抗体を作り出すなどして
重病の引き金になる可能性が高いですが植物性蛋白質にそのような特徴はありません。

また、動物性食品には食物繊維がほぼ含まれていないので、
そういう意味でも植物性食品のほうが圧倒的に優れています。

えんどう豆も天然の植物性食品なのでサプリを摂取するよりも育毛の助けとなる可能性を大いに秘めていると思います

食物繊維の不足は便秘はもちろん腸内環境を狂わせる大きな要因となり、
免疫力が低下して体全体のパフォーマンスに悪影響を与え、
髪の毛の成長の鈍化にも繋がる恐れがあります。

近年、不健康な人が多いのは繊維質の不足も大きく関係してると見られています。

豆類などの栄養が豊かな植物は現代人の健康問題を解決する
糸口を見出すものとも言えると思います。

下手なサプリや加工食品にお金をかけるよりもよっぽど有益になると思われます。

さやのまま食べられるサヤエンドウ、完熟直前の種実部分であるグリーンピース、
茎葉の豆苗など色々な形で食べられるので自分の好みの形態でいただきましょう。

豆苗(とうみょう)は大量生産がし易いのか、
野菜が高騰した時期でも手軽なお値段で購入できるため
時期によってすごい人気がでる野菜です。

そういえば言い忘れるところでしたが、
えんどう豆はカロテンを多く含むことから緑黄色野菜の一種に数えられています。

βカロテンなどのビタミンA前駆物質は抗酸化力があることから
活性酸素による体へのダメージを軽減することが期待されてます。

活性酸素は細胞から電子を奪って不安定な状態にする代物で、
老化や様々な病気の温床となりえる危険な物質です。

植物は調べれば調べるほどその凄さがわかります。

<参考:個々の豆類と育毛の考察>

⇒落花生(ピーナッツ)

⇒ソラマメ

⇒レンズ豆

⇒ささげ

⇒えんどう豆(この記事)

⇒ひよこ豆

⇒いんげん豆

⇒大豆

⇒豆類の考察まとめ

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