クルクミンと健康(髪)の深い関係|ウコンの効能について補足

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ウコンは様々な健康効果が確認されている優れた植物です。

一般的にはアルコールを飲む人に重宝されるものとなってますが
肝臓を守る以外にもいろんな効能があります。

前回の記事(219)でお伝えしましたが
ウコンには多くの成分が含まれておりそれぞれが固有の効果を発揮します。

中でも注目なのがクルクミンです。

細胞を傷つける活性酸素の一種である
脂肪と酸素が結びついた過酸化脂質を減らす抗酸化作用、

肝臓の働きと胆汁の分泌を促す解毒作用、

喫煙によって増えてしまう有害物質の除去、

うつ病の改善や予防に貢献、

ガン細胞にアポトーシスを促し死滅させる抗がん作用、

という具合にとても優れていることがわかると思います。

活性酸素は細胞にダメージを与えるやっかいものであり、
髪にとっても良くない炎症を引き起こす引き金です。

異物を排除してくれる面もありますが、
現代人は活性酸素がどちらかというと増えすぎる傾向があります。

抗酸化は体の機能の低下(老い)を防ぎ
体のコンディションを整えるのにすごく重要なことになります。

そして肝臓へ働きかける効能は大きいです。

ウコンは漢方的にも非常に重要で気を整えるものとして使われています。

漢方では肝は気を司るという考え方をしており、
肝が整えば血液が綺麗になり流れもよくなります。

薄毛対策では薬を用いることが多いので肝臓に負担を強いる機会が多くなります。

そういう意味でもウコンはとてもすばらしいものです。

また、ガンを抑制する効果についても育毛と関連している可能性が高いです。

ガンは炎症性疾患のひとつなのですが、
多くのそれと関連するNF-kBという因子があります。

NF-kBは活性型男性ホルモンのDHTの生成にも関与しているといわれているので、
クルクミンはプロペシアだけでなくパルテノライド(ナツシロギク)とも
似た効能を備えているのかもしれません。

植物のポテンシャルには本当に驚かされるばかりです。

ウコンに含まれるクルクミンは様々な病気予防効果と薄毛の予防的な効果も期待される成分のひとつ

ウコンはうつ病とも関連が深いといわれてますが
それはアドレナリンやセロトニンなどの脳内物質を
間接的に増やしているからと考えられています。

肝臓の調子が悪くなるとイライラしたり
やる気が低下したりして精神的に不安定になり
不眠の症状も現れやすくなります。

肝臓からはトリプトファンというアミノ酸が生成されており、
それが気分を高めるために必要なセロトニンなどの
脳の伝達物質の生成に関わっているのです。

薄毛はとても悩みが深いうえに治すには時間がかかるので
治すにはとても根気が必要なことです。

ウコンは精神面でも育毛をサポートしている可能性があるのです。

気血水食品のひとつに選ばれるだけのことはあります。

いろんなサプリをガバガバ飲むより
漢方理論に基づいたものを摂取したほうがよっぽどいいと思います。

⇒ 気血水食品とは?(発毛体質へ導くすばらしいものです)

⇒ ウコンの副作用について

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