人参の基本的な選び方|食べるときは生でなく調理するのがポイント

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ビタミンAになったり抗酸化力もある
βカロチンをはじめ栄養価が全体的にとても高い人参。

髪にもすごくいい食品のひとつなので
育毛的にも是非食べてほしいですね。

今回は人参の選び方や食べ方について
いろいろと触れていこうと思います。

他の野菜でもそうですが
ものによっては硬かったり
おいしくないものも混じっています。

ということで人参を選ぶ際のポイントは、

・色が濃くて鮮(あざ)やか
・形は太くて先が丸い
・茎の断面が小さい
・茎の周囲が青や黒色になっていない
・ひげ根が少ない

この5つを意識して買いましょう。

※色が濃いほうがカロチン含有量が高く、茎の断面が小さいほうが柔らかく
ひげ根が少ない方が栄養価が高い、茎が変な色だと芯が硬くてまずい
という理由がありますが、形に関して明確な理由はよくわかりませんでした。

 これは予想ですが形がよくないと商品にできないという
現代の歪んだ考えがいつのまにか基準になったのかもしれません。

ということで形が悪くても他の条件がよければ
選んでもいいのではないかと思います。

そのほうがワケあり商品として安く手に入る場合もあります。

次に食べ方についてですが、
なるべく生ではなく調理して食べることをはおすすめします。

人参にはアスコルビナーゼという
ビタミンCを破壊してしまう成分が含まれています。

(ビタミンCは抗酸化・コラーゲン合成・鉄の吸収など
髪にも関係が深いミネラルです!)

アスコルビナーゼは熱や酢を加えると
ビタミンC破壊作用を抑えることができます。

よって揚げ物・きんぴら・スープあたりがいいと思います。

揚げ物だと人参の独特の味も抑えられるので
苦手な人でも食べやすい特徴があります。

きんぴらはごぼうと一緒にするのが定番ですね。
食物繊維もたくさん摂る事ができます。

さらに脂はカロチンの吸収率を上げるので
とても理に叶った料理ですね。

※特に吸収率をよくするオリーブオイルがおすすめ

※揚げるときは低温かつ短時間のほうが
 カロチンの吸収率が上がる

そしてニンジンに含まれる食物繊維(ペクチン)は
水溶性のためスープだと効果的に摂取できます。

ちなみに皮だと思われてる部分は実は皮ではありません。

本当の皮は白くて非常に薄いもので
売られてる時点ですでにはがされています。

みんなが皮だと思ってる部分にも
カロチンなど栄養素がたくさん含まれてるので
薄くむくようにしましょう。

■補足情報■

実はニンジンの葉っぱも栄養価がとても高いです。
(葉にんじんやにんじん菜などと呼ばれます)

なぜかあまり見かけないのですが、
見かけたら是非食べてみましょう。

食べ方は基本的に自由です。

かき揚・ゴマ和え・炒め物・おひたし
そして肉料理に生で添えてもいいですね。

人参の健康効果についてはこちら

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