春菊と育毛とを結ぶ強い関連はないがおすすめの食べ物のひとつです

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春菊は地中海地方が原産の黄色い花を咲かせる植物で、
日本では鍋の定番素材となっている野菜です。

以前は食用としているのは東アジアの国々だけだったそうですが、
近年は和食の注目度の高まりから
欧米でも食材として使われることが増えてきたそうです。

それはとてもいい傾向ではないかと思います。
なぜなら春菊はとても栄養が豊富な緑黄色野菜のひとつだからです。

ということで育毛に取り組むあなたも旬の時期である
11~3月頃は特に普段の食生活に取り入れてほしいと思います。

春菊の特長は他の緑黄色野菜と同様にビタミンやミネラルが豊富かつ
数多くの種類が含まれていることはもちろん、

炭水化物が少なくその内訳のほとんどは食物繊維なので
血糖値を上げる心配はほとんどないこと、(記事後半にて補足します)

そしてβカロテンの量が非常に多いことが挙げられます。

βカロテンはビタミンAの前駆物質として有名な成分で
体内に入ると必要な分だけビタミンAに変わる性質があり、
それ自体も強い抗酸化力があるとして常に注目されるものです。

100g中5000μg前後もの含有量は
ほうれん草に匹敵し小松菜以上ということでよく紹介されます。
(単純比較はあまり意味がないので他の野菜も色々食べましょう)

また、春菊は独特の香りがありますがそれも抗酸化物質として働きます。

シソに含まれるペリルアルデヒドをはじめリモネンやαピネンなど
数多くの抗酸化物質が春菊には含まれています。

世の中の流れとしてはサプリで栄養補給が流行ってますが、
特定の成分だけ多くとっても意味がないので、
野菜をはじめ自然の食品からいろいろな健康成分を程よく摂る、
というのが理想なのは言うまでもありません。

ちなみにアクはほうれん草の25分の1(4%)ほどしかないので
鍋だけでなく生で食べることもできます。

春菊は栄養価が高く体に余計な成分が全然含まれていないので育毛にも役立つ食べ物であるといえる

さて、春菊は栄養価が高く野菜独特の成分がいろいろ含まれてることから
健康に良いというのはある程度お分かりいただけたと思います。

でも肝心の育毛と強く結びつく要素はなにか?と疑問に思われたかもしれません。

近年は特定の成分を調べて何々に良い悪いという考え方が主流なので、
そう思っても無理はないと思います。

しかし、育毛でも病気でも同じですが特効薬というものはありません。

そして育毛は健康体を追求した先にあるものですので、
それを意識した生活習慣を送らなければ成就しないものです。

先程も少し触れたように加工食品ではまかないきれない栄養素が
野菜には含まれているので自然の食品を食べることは育毛の基本になります。

植物がベースの食事を摂ることは血糖値の急上昇を抑えることにもなり、
髪にとってマイナスとなる糖化を防ぐことにも繋がります。

炭水化物は糖質と食物繊維を合わせたものですが、
現代人は精製食品ばかり摂っているので
炭水化物といってもほとんど糖質を摂っている状態です。

それだと究極の老化物質であるAGEsというものが多く産生され、
血管や皮膚組織などを劣化させ育毛どころではなくなります。

野菜はそのような悪因がほとんどないうえに
栄養補給もしっかりできるので春菊を食べることは
長い目で見て育毛によい食品のひとつと言えるのです。

それに当てはまる食品はたくさんありますが、
緑黄色野菜は特に優れていることから紹介したいと思った次第です。

<他の野菜に関する記事(あいうおえ順)>

⇒ アスパラガス
⇒ オクラ
⇒ 南瓜(かぼちゃ)
⇒ からし菜
⇒ クレソン
⇒ ケール
⇒ 小松菜
⇒ 紫蘇(しそ)
⇒ 春菊(しゅんぎく)(この記事)
⇒ スプラウト
⇒ ツルムラサキ
⇒ チンゲン菜
⇒ トマト
⇒ なずな
⇒ ニラ
⇒ ほうれん草
⇒ 水菜
⇒ 三つ葉
⇒ モロヘイヤ
⇒ よもぎ
⇒ ルッコラ
⇒ レタス
⇒ 野菜と育毛の関係の考察まとめ

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