砂糖などの不自然な糖質は危険|薄毛を招き治りも遅らせる

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今記事から本格的に私生活に蔓延する毒に関する考察を開始します。

まずは最も身近で最も接する機会が多いと思われる「砂糖」からです。
(毒シリーズ第1弾))

砂糖は文字通り砂状になったサラサラした甘い物質で、
様々な料理に使われる最も基本的な食材のひとつです。

スイーツ類はもちろんパン生地にも配合されることが多いので
ピザやハンバーガーなどのジャンクフードにも多く含まれます。

清涼飲料水にも驚くほど使われていることは有名であり、
伝統的な日本料理にも多用されているほど生活に浸透しきっています。

そんな砂糖がなぜ毒として分類されるのかというと、
糖質だけ植物から抽出した不自然な形態だからです。

本来糖質というのは肉類も含め
いろいろな栄養素と一緒に食べ物の中に含まれているものです。

ビタミン、ミネラル、食物繊維、酵素、アミノ酸など
栄養素が単独で存在するというのは通常ではありえないのです。

しかし人間は個々の成分を抽出する技術を開発し、
需要に合わせるため大量生産までするに至っています。

砂糖にもいろいろな種類がありますが
基本的に甘い部分だけ取り出している時点で
不自然なものと認識しておいたほうがいいです。

黒砂糖もそうですし蜂蜜でもそうです。

・不自然な糖質を摂るとどうなるのか

そのような糖質だけの成分はとても吸収されやすいので、
血糖値が急上昇してしまいます。

すると今度は血糖値が一気に急下降します。

そのような乱高下がとても危険なことなのです。

糖質は体内でブドウ糖に変換されますが
それを活用するためにインスリンというホルモンがすい臓から出てきます。

血糖値が高い状態は危険なのでインスリンが大量に出動するので
その後急激に血糖値が下がってしまい低血糖状態となります。

低血糖になると糖質がまたほしくなるので
また甘いものを食べる→血糖値の乱高下の繰り返しになり、
すい臓が疲弊して最悪糖尿病となります。

糖尿病までいかなくても不自然な糖質は体には多くのダメージを残します。

粥状動脈硬化を引き起こしたり副腎ホルモンなどの働きを狂わせたり、
薄毛を助長したり治りを遅くすることもわかりはじめています。

・糖質がなぜ薄毛に結びつくのか

糖質はある程度必要なものといえますが、
現代人は明らかに糖質の摂り過ぎといえます。

糖質過多はAGEという悪性物質を多く生み出す主因であり、
それこそが髪の生育を遅らせる主犯といっても過言ではありません。

AGEは終末糖化産物や最終糖化産物などと言われる物質で、
糖とタンパク質が結びつくことで発生します。(その現象を糖化という)

糖化が進むと血管をはじめあらゆる臓器が酸化ダメージを受けたりして
その機能がどんどん衰えていきます。

血管は弾力性を失い赤血球も劣化してしまうので
髪に届く栄養が劣悪なものへと変貌してしまいます。

糖化が進んだ状態ではたとえ薬を飲んでるとしても
効果が現れないこともだんだんわかってきています。

血糖値を急上昇させる砂糖などの精製物は臓器を痛めるだけでなく薄毛のメカニズムにも直接関係している可能性もある

おそらく糖化により遊離テストステロンの総量が
変化することが関係していると思われます。

遊離テストステロンとは男性ホルモンの一種の
テストステロンが単独で存在している形態です。

男性型脱毛症の原因はDHTという男性ホルモンであることは有名ですが、
それは遊離テストステロンから生まれることがわかっています。

5αリダクターゼという酵素がテストステロンと結びつくと
DHT(ジヒドロテストステロン)が生まれますが、
そのテストステロンとは単独で存在しているものを指します。

単独でないテストステロンはSHBGというホルモンとくっついてますが、
体内の糖化が進むと遊離テストステロンの量が増えると言われています。

ということで血糖値を急激に上昇させる糖質は
薄毛者にとって大敵ともいえる存在なのです。

・適切な糖質との接し方とは?

砂糖はエネルギー源になるから必要という理屈をよく聞きますが、
それは半分(以下)が正解というのが妥当でしょう。

ブドウ糖は確かにエネルギー源ではありますが、
その補給の仕方に問題があると体に害を及ぼします。

砂糖や人工甘味料が含まれたジャンクフード類は極力避け、
果物や野菜などから自然の形で摂取するのが望ましいです。

生で摂ったほうが酵素をはじめビタミンも壊さず摂取できます。

そしてできれば無農薬・無肥料の自然栽培で育てられた
野菜や果物ならなお体にも髪にもよいでしょう。

米は玄米、小麦は全粒粉といった未精製のものを基本とし、
1日3食といった食べ過ぎやメニューにも気をつける必要があります。

日本人は特に精製炭水化物食品が好きな人種と言われており、
ラーメンやパスタ、粉物など好きな人が多いですよね。

そのようなものを日常的に食べていれば確実に糖質過多となります。

ちなみに糖質の吸収にはビタミンやミネラルが必要なので
糖質過多になるとそれらの栄養素もどんどん消費されます。

自然な形でとればビタミンもミネラルも一緒に摂れるので
問題無いですが不自然な糖質だとそうはいかないというわけです。

また、果糖(フルクトース)はブドウ糖よりAGEを10倍も多く
発生させる性質があると指摘されることもありますが、
それもまた不自然な形で摂った場合問題があることだと思われます。

果糖もまたいろいろな栄養素と一緒に存在するものですが
清涼飲料水などに含まれるものは糖質そのものだということを
考える必要があると思います。

髪の成長を促進するのも後退させるのも食生活が要であり、
糖質コントロールは特に重要な要素であることを是非覚えておいてください。

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