青い光と育毛の関係|受容体が反応しIGF-1が増加する

シェアする

スポンサーリンク

育毛に欠かせない成長因子「IGF-1」

それを増やすには前駆物質的存在の
CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)を
増やしてあげる必要があります。

そのことで前回はイソフラボンが大事なんです、
ということを紹介しました。

⇒前回の記事を見ていない方はこちら

今回からIGF-1を増やしていく食べ物について
いろいろお伝えしていく予定でしたが、
まずは「青い光」についてお伝えしていこうと思います。

なぜ青い光からかというと、ある理由があるからです。

それも含め順を追って解説していきます。

地球にかつてオゾン層しかない頃、
地上には強い紫外線が降り注いでいました。

そんな状況では生きられないので
古代の生物は深海に潜って紫外線を回避しました。

その結果、生物はDNAの損傷を修復するため
フォトリアーゼという酵素を発現することができました。

そしてフォトリアーゼは進化する過程で
クリプトクロムという青い光を感じ取る受容体に変化しました。

そのクリプトクロムが人間の皮膚にも存在するのです!

人間だけでなくほかの多くの生物にも
クリプトクロムがあると考えられます。

例えばこんな実験結果があります。

盲目のマウスに青色LEDを照射したところ
全身にIGF-1が増加したことを確認できたそうです。

あと毛を剃ったマウスとそうでないマウスを比較すると
明らかに青い光を照射したほうが育毛効果があったといいます。

また、先天的にクリプトクロムがないマウスでは
IGF-1は全く増加しなかったとのこと。

人間による実験結果もあります。
それは髪ではなく肌への実験ですが、

青色LEDを毎日10分間浴びせる
という実験を2週間に渡って行ったところ、

13名中9名に肌の弾力がアップしたという結果が出たそうです。
(被験者は20~30代の女性)

ということで青い光はIGF-1を増加させ、
髪にいい効果をもたらすと考えられます。

そのことを踏まえると海洋深層水のよさがわかってきます。


⇒ 次は海洋深層水の話に移ります

スポンサーリンク

シェアする