塩分の取りすぎは髪にも悪い|知覚神経を減少させ薄毛をも促す

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塩分は生命維持に必要不可欠な物質ですが
糖分同様つい取りすぎがちなもの。

塩分の過剰摂取は高血圧や胃がん・心臓病・腎臓病などの
リスクを上げる原因として広く知られています。

そのメカニズムは完全には解明されていませんが
有力なのがIGF-1の減少です。

実は塩分も知覚神経を刺激するものの一つなのですが
慢性的に摂取量が多いと刺激が強すぎて
CGRPという物質が不足してしまいます。

CGRPとはIGF-1の材料となる物質で
それが不足すると神経細胞が死んでしまうので
知覚神経を減らすことになります。

その結果、全身のIGF-1が減少し
様々な重病に加え髪にも良くないと考えられるのです。

IGF-1は全身の細胞の成長に関わるタンパク質であり
血管を広げて血流をよくしたり胃酸の除去など
いろいろな役割がある重要な物質です。

そのため血圧が上昇して各器官に負担をかけたり
胃酸の影響が強く出て潰瘍や胃がんを
発症しやすくなると思われます。

ちなみにマウスに2%食塩水を1ヶ月与えた実験では
明らかに知覚神経が減ったことが報告されており、
高血圧の人はIGF-1が少ないことも確かめられています。

知覚神経が減る・もしくは働きが鈍ると
せっかくの育毛食の意味も薄れることになりかねません。

なんでも摂り過ぎはよくないですが
塩分は特に気をつけてほしいものになります。

次回は塩分が多く含まれた食品や摂取量・塩分濃度について触れていきます

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