核酸は高分子であることが大切|理想はサケの白子と酵母エキス

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核酸は生命の根本を司る物質であり
それを多く摂取することは体の健康を支え老化を予防し育毛にだって役立つものです。

以前は体内(肝臓)でも作られているから
あまり摂取する必要がないと思われてましたが
食品から摂った核酸を原料にしたほうが質がいいことがわかっています。

よって肉類や魚類・大豆食品など核酸を多く含む食べ物は積極的に摂取すべきです。

でも欲をいうと高分子核酸を多く摂った方がいいと言われています。

核酸は分子数により高分子と低分子とに分かれます。

高分子の方がいいと言われる理由は、

低分子だと消化の過程で分解されすぎてまた核酸として使われにくい(サルベージ合成しにくい)、

そして核酸はさっさと吸収されるよりも
肝臓に長く留まって働く必要性があるので通常の栄養素とはまったく逆になります。

高分子核酸を摂取するのに最も適した食材はサケの白子(しらこ)とビール酵母になります。

鮭白子から脂肪分などを取り除いた
サケ白子エキスには核酸(DNA)が
100gあたり10600mgも含まれており
その30~40%が高分子核酸を含んでいます。

白子とは精巣のことなのでプロタミン(精子タンパク)という
核酸の吸収を促進する成分も含んでいます。(割合にして50~60%)

また、プロタミンは含まれてませんが
高分子核酸の含量を90%以上に高めた「サケ白子DNA」というものもあります。

それは水に溶けやすく無味無臭なので
ドリンクタイプの補助食品などに使用されています。

核酸は分子数が大きいほうが代謝に都合がよいといわれる

そしてビール酵母には高分子のRNAが1%~5%含まれており
含有量を50%以上に高めたものがビール酵母エキスです。

(他にもトルラ酵母エキスという
トウモロコシを原料にした安全性が高い酵母もあります
RNA含有量はビール酵母と同等)

よって栄養補助食品を選ぶ際には
サケ白子と酵母が原料であるかが大きなポイントになります。

では他の食材は低分子核酸が多いから意味がないのか、
ということではありません。

サケの白子がずば抜けているだけで
他の食品にも高分子核酸はちゃんと含まれています。
(肉類で約2分の1、魚類で約3分の1が高分子核酸)

核酸が多い食生活を送ることにより
高分子核酸も自然と多く摂取することになるんですね。

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