ビオチン不足により起こる症状|過剰摂取の危険性はほぼないが…

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ビオチンは他のビタミンB群同様
役割が多いですがその分
不足した場合の症状は多岐にわたります。

皮膚の健康維持が出来なくなり
皮膚炎や結膜炎・吹き出物、蒼白、
脱毛・白髪の増加が起こる可能性があります。

エネルギー代謝や神経にも関係しているので
脱力感や疲労感・ストレスの増加、筋肉痛、
不眠・味覚障害・食欲不振・けいれんなども起こりうる。

また、インスリンの分泌機能が低下するので
糖尿病とも関係しているといわれており、
ビオチンを投与することで
血糖値を改善させる治療法もあります。

動物による研究によると
妊娠中にビオチン欠乏症を起こすと
胎児に奇形が生じると報告されています。

また、過剰摂取をさせた場合でも
催奇形が報告されているという。

人間のビオチンの過剰摂取については
今のところ危険性は発見されていませんが
動物実験の結果を考慮すると
妊娠中の方は注意したほうがいいでしょう。

妊娠していない・男なので関係ないといっても
過剰分はすぐ尿で排泄されてしまうので
たくさん摂っても意味はありません。

むしろ不足しないように
生活習慣に気を配ることが大切ですね。

例えば就寝・起床の時間を一定にしたり
ストレスを溜めないようにしたり
偏食などしないようにすることです。

特にお酒の飲みすぎや喫煙は避けましょう。

そしてビオチンも他のビタミンと
一緒に摂取することでより効果が発揮されます。

ビオチンが含まれる食品について

ビオチンが不足する原因についてはコチラ