世界初の薄毛治療薬として承認されたフィナステリドの概要

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プロペシアという治療薬の名前は
薄毛に悩んでいなくても
一度は聞いたことがあるかもしれません。

その成分であるフィナステリドは、
初め前立腺肥大症の治療薬として
1991年から開発が開始され、

翌年の1992年にプロスカーという
商品名で初めて世に出回ります。

そして前立腺肥大の患者の髪が増えてきたことから
薄毛治療に使えるのではないかという話に発展。

フィナステリド1mgを使う研究において
男性型脱毛症に効果があると判明し、
1997年12月22日にFDA(アメリカ食品医薬品局)が
初めて薄毛治療薬として承認することになります。

その後フィナステリドは世界中に広まり
今では60以上の国で承認されるまでになりました。
(今後もっと増えると思われます)

日本では1年間の臨床試験を経た後
2005年の10月に厚生労働省の認可を受け
同年の12月に発売され現在に至ります。

ちなみにその当時の発売元の名称は萬有製薬株式会社でしたが
本家がシェリング・プラウ社を買収したことにより
2010年10月1日からMSD株式会社に変更されます。
(MSDはアメリカやカナダではメルクと呼ばれます)

商品名は製造国ごとに異なっており、
プロペシア以外にもフィンペシア、
プロスカー、フィンカーなどがあります。
(成分や量はほとんど一緒です)

薄毛者にとって救世主ともいえる存在ですが
いろいろ注意すべきことがあるので
しっかり学んでほしいと思います。

フィナステリド(プロペシア)の効果についてはこちら

フィナステリド(プロペシア)の副作用についてはこちら

フィナステリド錠の入手法についてはこちら