香料の安全性が高いとしても、育毛剤やシャンプーには必要ありません

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現在、身の回りにある食品やケア用品の多くに香料が使われています。

香料が使われる目的は使用感をアップさせたり
食欲をそそらせるためなどですが、
安全性についてもよく懸念されています。

育毛剤やシャンプーなどのヘアケア商品にも
よく見られる成分であるため、不安に思う方は地味に多いと思います。

香料についても賛否両論が激しいので
まずは安全性の主張からみていこうと思います。

香料は4000種類もあるといわれており、
大きく天然と合成(人口)に分けることができます。

合成と聞くと科学的なニュアンスが強くなるので
危険性を連想するかもしれませんが、
ほとんどのものは天然物と大差がない。

たしかに過度に配合しすぎると不快になったり、
天然物でも毒性が強いものもある。

しかしほとんどの成分は元から食品に含まれており、
香料として新たなに添加される量よりも多く、
使用される量も厳しく指定されている。

そして時が経つごとに規制される香料の数も増え
安全性は昔と比べかなり高まっている。

天然香料は数多くの化合物の集まりであり、
一つ一つを分離してテストしてみるのは現実的ではなく、
むしろ合成香料のほうがどんなものが含まれてるか
わかるので実はそちらのほうが望ましい。

などと言われます。

一方、危険性の主張を見てみると、

香料の中には脳の残留性が高いものもあり、
母乳からも検出されることがある。

少なからずアレルギー物質にもなり、
免疫力や癌を誘発するものも存在する。

数千種類あるなかで表示が求められる成分は
100種類ほどしかなく、基本的に日本では
香り成分が複数配合されていたとしても
企業秘密や表示の見づらさなどが発生するとして、
「香料」として表示すればOKとなっている。

などと言われています。

香料は安全性が高いといわれることが多いですが髪にプラスになることはないので配合されていないに越したことはない

どちらの主張も説得力があるように感じるので
余計わからなくなる部分ではあります。

では肝心の髪への影響についてはどうでしょうか。

この点につきまして詳細な研究報告は
まだ見かけたことが無いので予想の範囲でしかないですが、
人によっては悪影響が出る恐れがあると思います。

なぜかというと、人によって免疫システムが
何に反応するのか全くわからないからです。

添加物の数を増やすほどアレルギー症状を
引き起こす可能性が高くなりますよね。

もちろん使用感にこだわる方もいます。

ただ髪を洗うだけでは味気がなさすぎるから
良い香りがついてるほうがいいと思う人はいます。

ただひとつ覚えておいてほしいことは、
香料は育毛と無関係、下手すると
悪化させるものでしかない可能性が高いということ。

つまり髪を増やすためには必要性がとても低いので
薄毛を治したいのであれば育毛に一点集中したほうが好ましいと思われます。

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