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ラウリル硫酸ナトリウムの毒性についての考察|ラウレスとの違いは?

シャンプーといったら合成界面活性剤、
合成界面活性剤といったらラウリル硫酸ナトリウム
という図式が成り立つくらい有名な成分です。

ラウリル硫酸ナトリウムは代表的な合成界面活性剤の一種で
分類でいうと高級アルコール系の陰イオン(アニオン)界面活性剤です。

別名ではドデシル硫酸ナトリウム、SLS、SDS、NaDS。

欧米諸国は日本と違って水の硬度が高く
ぜんぜん泡立たず苦労していたそうです。

でも界面活性剤の登場により簡単に泡立たせることができるようになり、
しかもコストが安く洗浄力も高いということであっという間に広まっていきました。

しかし、次第に肌荒れを起こす人が多く出るようになり
刺激性が強いことでも話題になりました。


界面活性剤というものはどれも少なからずタンパク質変性作用をもっており、
ラウリル硫酸ナトリウムはそれが特に強いのです。

そのため安全性を訴える声が強まってきて
今ではシャンプーに使われる界面活性剤(洗浄剤)は
ラウレス硫酸ナトリウムが主流になっています。

ラウリル硫酸ナトリウムの毒性については
賛否両論がありはっきりわからない部分が多く
いまだに論争が続いています。

経皮毒を警戒する声もあれば経皮吸収したとしても
全て尿から排泄されるから特に問題ないという声もあります。

いまのところ発がん性が認められたこともなく
気にするだけ無駄であるという声もあれば
将来的にどうなるかわからないという声もあります。

我々はどっちを信じればいいのか、
それは個々の判断に委ねられる、と答えるしかないかもしれません。

当ブログでは頭皮に余計な刺激は与えるべきではない、
という考えを元に執筆しているので
なるべく使わないほうが良いとお知らせしておきます。

重病になる可能性が低いとしても
頭皮が荒れるのは育毛的に大変よろしくないので
刺激が少ない界面活性剤がベターだと考えます。
(非イオン系界面活性剤が最も低刺激です)

頭皮を傷つけるということは抵抗力が低下し
敏感肌となり炎症や痛みが出やすくなり
硬くなってしまうことも考えられます。


また、脱脂力が強力なため皮脂の過剰分泌にも繋がる恐れもあります。



ラウリル硫酸ナトリウムは人体への毒性が強いことで有名な合成界面活性剤なので使用しないのが無難



ちなみにラウリルとラウレスの違いは分子量の大きさにあります。

ラウリル~は分子の大きさが小さいため
汚れを取る力が強いですがその分刺激が強く
皮膚からも吸収しやすいものですが、

ラウレス~はラウリルにPOE(ポリオキシエチレン)
という物質をくっつけた(合成した)もので
分子自体を大きくし刺激性を少なくしたのです。

ただその低刺激になったというのは
あくまでもラウリルと比べたらの話ですので
非イオン系などと比べるとやはり高いことには変わりないです。

※別名はポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、
またはSLES

あと高級アルコール系の界面活性剤は
石油からでも生成することができますが
最近は安全性を謳うためか植物由来の原料が主流だそうです。

しかし植物由来か石油由来かは
成分表示を見るだけでは判別することができないので
実際のところよくわからない部分が多いのが現状です。



そんなこんなで育毛を本気で考える方は
特に注意してほしいところであります。


⇒界面活性剤の種類について



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  1. ラウリル硫酸ナトリウムの毒性についての考察|ラウレスとの違いは?
  2. 界面活性剤のイオン性による分類について|最も低刺激なのは?
  3. 界面活性剤の種類と特徴について|分類は成分の見方により変わる