抜毛症は単なる癖ではない|ひどいときは精神科医で治療を

シェアする

スポンサーリンク

脱毛症とストレスは何かと関係していますが
中にはそれが引き金となって
自ら頭髪を抜いてしまう場合があります。

それが抜毛症という病気で
トリコチロマニアとも呼ばれています。

他の脱毛症と全く違う点は
毛根や皮膚、ヘアサイクルに全く問題がないことです。

大切な髪を抜いてしまうなんて・・・
と思う方が多いと思いますが
精神疾患というのはそんな信じられないことも
起こしてしまう恐ろしいものなのです。

発症率は円形脱毛症よりも低いそうなので
あまり知られていないかもしれませんが
抜毛症は癖で済まされない立派な病気です。

発症する人は割と情緒不安定な時期である
小学生や中学生に多い特徴がありますが、
大人でも発症する可能性はあります。

他の精神疾患(うつ病など)を患ってる人に
比較的多いようです。

他の特徴としては

手の届きやすい前頭部から抜くこと、

利き手を使いがちなので抜く場所に偏りがでる、

爪をかじったり食べたりする癖を併発していることがある
(毛を食べる食毛症もありえる)

そして無意識のうちに抜いてしまうことがあります。

重症になると頭髪全体を抜き尽くしたり
頭髪以外の毛も抜くようになってしまいます。

よって当然のことながら
育毛剤・シャンプー・栄養補給などでは
解決できませんのでひどい場合は
精神科医に通うことをお勧めします。

抜毛症を発症する人は必ず心に何かを抱えています

恥ずかしさで腰が上がらない方もいると思いますが
毛を抜くということは細胞を傷つけていることになるので
下手をしたら毛が生えなくなってしまいます。