aga以外で考えられる薄毛原因は?|遺伝子検査で高い数値が出た場合

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髪が薄くなる原因のほとんどは男性ホルモンによるものです。

すなわちAGAを発症している可能性が非常に高いです。

男性ホルモンは分泌量は違えど男女関係なく持っているもので
健康上欠かせない物質でもあります。

しかし人によっては男性ホルモンの害を受けやすくなっており
生活習慣の改善だけでは回復が困難になります。

害を受けるとはどういうことかというと、
男性ホルモンが受容体を結合して
ヘアサイクルを狂わすタンパク質が生まれ
それにより毛母細胞の活動を押さえられることをいいます。

テストステロンが前頭部もしくは頭頂部の毛乳頭細胞に入り込むと
5αリダクターゼによりジヒドロテストステロン(DHT)になり、
それと男性ホルモン受容体が結びつきます。

するとTGF-βというタンパク質が生まれてしまい、
毛母細胞の働きを抑制してしまうというわけです。

AGAが発症するかはDHTと受容体が
結合しやすいかどうかにかかわっているわけです。

それは遺伝子の一部を調べるとわかるようになってるので、
専門病院か専用キットで検査すれば自分がどの程度
男性型脱毛症になりやすいかの目安を知ることができます。

性別を決めるX染色体というものの中に
CAGリピートと呼ばれる特殊な部分があり、
その繰り返し回数によって判断することができます。

大体数値は22を境に正規分布しており、
それより小さいとAGAの発症リスクが高く、
大きいとリスクが小さいということになります。

※数値が大きいほど受容体の構造が複雑になり
男性ホルモンと結合しにくくなります

ということで薄毛で悩む方の多くは22より小さい可能性が高いという事になります。

が、中には例外もあります。

中にはCAGリピートが30を超える方もいますが、
それでも薄毛になる可能性は0ではありません。

そのような高い数値をお持ちで
薄毛が進行してしまっている方はAGA以外の脱毛症が疑われます。

男性ホルモンの影響が小さいと遺伝子検査で出たのに薄毛で悩んでいる場合は内臓の問題が隠れているかもしれない

髪の毛は内臓の機能が低下することでも起きることがあります。

例えば甲状腺は甲状腺ホルモンを分泌してますが、
それも髪の成長に欠かせない物質の一つになります。

よって橋本病などの甲状腺機能低下症にかかると
髪が全体的に薄くなる恐れがあります。

あと考えられる原因はやはり生活習慣です。

生活習慣が悪ければ全ての臓器に負担をかけることになります。

喫煙や飲酒・食べすぎ・夜食などを繰り返す人は
常に内蔵を働かせていることになり、
血液の質が年中悪くなっている可能性大です。

体がダメージを負うと真っ先に影響するのが髪の毛です。

髪の毛は生命維持に最も必要性が薄い臓器と見なされるので
一番最初に切られるようになっているのです。

もちろんCAGリピートが22より上だとしても
男性ホルモンの影響を受けないわけではないので、
基本的にはAGAを疑うべきですが、

それ以外に健康を害する行動をしてないか
十分注意してみることをオススメします。

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