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stap細胞は育毛分野に応用されるとしても過度な期待は禁物な理由

stap細胞は理化学研究所の小保方晴子博士が発見した
万能細胞とされるものの一つで2014年の1月に
彗星のごとく登場した画期的な発見でした。

stapとはStimulus-Triggered Acquisition of Pluripotencyの略で
日本語にすると刺激惹起性多能性獲得細胞といいます。

細胞に簡単な刺激を与えることで幹細胞というあらゆる細胞に変化する状態に
初期化できるという誰も気づかなかった発見で世界中に衝撃が広がりました。

将来的にそういう細胞を駆使した再生医療が
育毛分野にも応用される可能性は十分あると思います。

しかし、iPS細胞もこれから登場するであろう
画期的な対策だろうとあまり期待しないほうがいいです。

そこまで持ち上げてきてなんなのかと思われたかもしれませんが、
画期的な技術だからこそある問題があります。

時間やお金がかかること、そして西洋療法だということです。


まず時間についてですが、
革新的な技術であることこそ一般に普及するのに時間がかかります。

人に使うには効果を確かめると同時に安全性もしっかり
確かめないといけないため動物実験でOKが出た後、
人に使っても大丈夫かどうか確かめる臨床試験を行う必要があります。

さらに各分野に応用できるかどうかも研究が必要だと思うので
年単位で時間がかかるのが当たり前なのです。

ヘタすたら十数年とかかる恐れがあります。

さらに日本は生真面目な気質が相変わらずなので
欧米と比べて何もかも決めるのが遅い欠点があります。

よってそれに期待していたら
治療が出来るころにはあなたの髪がなくなってしまいます…。


次にお金の問題についてですが、運良く数年後に技術が確立したり
ちょうどいい時期に生まれることが出来たとしても
ものすごく費用がかかることはほぼ必至です。

医療技術の研究と実用化には何百億というお金が
かかるものであり、薄毛の治療に応用できたとしても
病気と認められていなければ保険は使えません。

将来の保険事情がどうなってるかわかりませんが、
国は基本的に都合の悪いことはすんなりOKを出さないので
この流れはまず変わらないと思います。

かかる金額もあくまで予想ですが7桁(100万単位)はかかるのではないかと思います。



stap細胞も万能細胞ということでうまくいけば薄毛治療にも使えそうですが結局根本的な健康問題に辿り着くことはできない



そして再生医療とはいえ、あくまで西洋療法ということです。



西洋療法とは医薬品や外科手術など近代に発明された
医療行為のことをいいますが、それは根本解決には至らすことができないことです。

もちろん中には腫瘍を取り除いたり、
臓器を移植したりして根本治療的なことができる事もありますが、
基本的には表面上の治療しか出来ない技術です。

薄毛というのは特にその話と関連します。

たとえ薬などで血流をよくしたり男性ホルモンを
抑制したとしても結局体の健康状態が芳しく無ければ丈夫な髪は生えてきません。

体の健康は私生活で全てが決まるものですので西洋の考え方では解決できないのです。

再生医療がどの辺までの治療に貢献できるかによりますが、
髪の毛の細胞を意図的に増やしたとしても不健康な生活を送っていては
血流はもとより血液の質事態が悪いとお話になりません。


よって再生医療が本領を発揮するのは
激しい火傷や外傷などによって毛根組織が死滅する
瘢痕性脱毛症の治療になるのではないかと思います。

AGAは男性ホルモンを抑制しつつ
生活習慣を正せばほぼ確実に改善できることがすでに分かり始めています。


ということで、
iPS細胞もSTAP細胞も素晴らしいものではありますが、
話題にあまり踊らされ過ぎないようにしたほうがいいですね。



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