ヘアサイクルは3つの時期を繰り返す|異常を起こすと周期が狂う

シェアする

スポンサーリンク

髪の毛だけでなく他部位の毛もそうですが
それぞれ毛周期を持っています。
よくヘアサイクルといわれるものです。

毛髪は成長する時期である「成長期」
成長が止まり始める「退行期」
成長が完全に止まり次の新しい毛が生えてくる
「休止期」という3つの時期を繰り返しています。

その期間は体の部位ごとにある程度決まっており、
頭髪の場合だと成長期が2年~6年ほど、
退行期が2週間ほど、休止期が3ヶ月ほどと言われます。

頭髪は大体10万本くらいありますが
そのうちの1割ほどが退行期と休止期になります。

ですがヘアサイクルは毛一本一本で
微妙に異なるので一気に1万本も
抜け落ちることはまずありません。
せいぜい抜けても1日に100本くらいです。

よってそのくらいの抜け毛数なら
自然脱毛の部類に入るので
あまり気にする必要はありません。

ちなみに秋は多少増えますが
抜け毛が増える時期なので問題ありません。

問題は細くて短い抜け毛が増えることです。

それは加齢による影響もありますが
多くは男性ホルモンが原因です。

男性ホルモンが毛乳頭細胞に悪さをすることで
だんだん成長期が短くなると同時に
休止期が長くなってしまった結果、
髪が十分に成長しないまま抜けてしまうのです。

最悪頭皮の表面に出ることも
叶わなくなってしまいます・・・。

男性型脱毛症の原因については次に記事で詳しく解説します