育毛の根本を司る「外毛根鞘」|毛母細胞の元となる重要な器官

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育毛をする上で最も基本的な対策は
男性ホルモン・ジヒドロテストステロンの産生量を抑えることです。

それがヘアサイクルを狂わせる最も強力な原因の一つなので
絶対に欠かせないことといえます。

円形脱毛症や粃糠性脱毛症は原因が全く違うので男性ホルモンは関係ありませんが
ほとんどの薄毛はAGAによるものなので事実上それが最も基本的な対策になります。

そしてDHTを抑制しながら血行を促進させ成長を促進させる栄養素を補給する。

それが一般的に広く知られたAGA対策です。

今回はもう少し深い部分に触れていこうと思います。

髪の毛は毛母細胞が分裂することで
太く長く成長していくことは多くの方がご存知だと思います。

毛母細胞は髪の一番根っこにある毛乳頭細胞から
栄養や酸素・成長因子(タンパク質)を受け取って活動します。

よって毛乳頭は毛髪の司令塔とか育毛の根本を司るもの等とよく表現されています。

テストステロンをDHTに変えてしまう
5αリダクターゼは毛乳頭の細胞内に存在しているため
そこにアプローチすることは確かに重要です。

でもそれと同じくらい重要な器官があるのです。

それが外毛根鞘細胞(がいもうこんしょうさいぼう)です。

外毛根鞘とは毛球部を包んでいる毛包組織の外側を覆っている細胞のことで
育毛的に極めて重要な役割があります。

外毛根鞘の一部にCD34タンパク質という物質を含んだ
「CD34陽性細胞」が存在しています。

その細胞はいずれ髪の毛の元となる毛母細胞に変化することがわかっています。

つまり髪の毛の子孫ということになります。

外毛根鞘という組織は髪の毛のもととなる細胞を生み出すと考えられる

髪が細い人はCD34陽性細胞が少ないことが分かっており
そのことが薄毛に大きく関与していると思われます。

また、外毛根鞘は毛球部の少し上に存在する
バルジ領域という部分も構成しています。

バルジ(bulge)とは丸くとがった部分という意味です。

その領域には新しい毛根を再生させることができる
幹細胞(ステムセル)が存在することが分かっています。


まとめると外毛根鞘は毛髪成長の未来を担う存在なのです!

ちなみに血管を増やすVEGFや
退行期を遅らせるFGF5sなどの成長因子を増やしたり
髪が休止期に入ってもすぐ抜けないようにする支持作用もあります。

よって今後の育毛対策は外毛根鞘細胞を
いかに活性化できるかが鍵となるかもしれません。

褐藻に含まれるM-034はその筆頭ともいえる成分なので
注目度が高いのだと思われます。

今後も医薬品だけでなく自然成分の秘められた能力も
どんどん研究を進め実用化に邁進してほしいと思いますね。

⇒M-034とは何か

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