イチョウ葉を使った育毛剤の作り方|2種類の漢方の追加がオススメ

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扇のような形が特徴的なイチョウの葉は日本ではなじみが深い植物ですね。

そのイチョウ葉に血流促進作用や抗炎症作用があることが数十年前から知られており
主にヨーロッパで薬草として盛んに利用されています。

ヨーロッパで発売されてる育毛剤の多くにイチョウ葉エキスが配合されてるほどです。

今回はそのイチョウ葉を使った育毛剤の作り方を紹介したいと思います。

<用意するもの>

1・生のイチョウ葉 10~15グラム
2・センブリ 10グラム
3・ソウハクヒ 10グラム
4・エタノール 50ml
5・グリセリン 30ml
6・水 500ml
7・密閉容器

<作り方の手順>


生の青々としたイチョウ葉を2~3日かけて風通しのいい日陰で干します

6~8月くらいのイチョウ葉が最適

手に入れるのが難しいときは漢方薬局で乾燥させたものが売ってるので
それを用いてもOKです(分量は生の半分にする)

衛生面が気になる場合も漢方薬局は便利ですね
他の材料のセンブリ・ソウハクヒも手に入ります


乾燥させたイチョウ葉を細かく砕き
センブリとソウハクヒも一緒に混ぜてティーバックに入れます

漢方薬局で売ってる材料で
すでにバラバラの状態なものは砕く必要はありません


土瓶にティーバックと水500mlを加えとりあえず強火で沸騰させます

その後1時間ほど弱火(とろ火)にかけて
お湯の量が3分の1くらいになるまで煮詰める


エキスを常温になるまで冷ましたら
グリセリンとエタノールをいれ、よくかき混ぜたら完成です

イチョウ葉は髪の健康に有用と思われる成分が多いので活用する価値はあります

<注意点・補足情報>

・素材について

センブリとソウハクヒは絶対に必要なものではありませんが、

センブリにも血流促進や発毛効果があると確かめられた成分であり、
ソウハクヒは毛乳頭にいいことが分かっています。

そのためなるべく配合することをオススメします。

・煮出し器具について

土瓶以外にも土鍋やホウロウ鍋、耐熱ガラスポットを使ってもOKです

金属製のものは漢方薬に含まれるタンニンと器具の金属が結合してしまい
妙な化学変化を起こしかねませんのでなるべく避けるようにしましょう

・使い方や保存など

冷暗所か冷蔵庫に保存するようにし1ヶ月ほどで使い切るようにしましょう

成分が沈殿するのでよく振ってから使ったほうがいいですね

推奨頻度は1日2回
タイミングは夜シャンプーした後と朝ですが面倒なら夜だけでもOKです。

⇒他の手作り育毛剤の素材一覧

⇒育毛剤を自作する際の全体的な注意点