むやみな刺激は脱毛原因に|頭皮マッサージの本当の効果

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巷では育毛対策の王道と
言われることもある頭皮マッサージ。

それは頭皮の血行を良くしたり、
毛母細胞の働きを活発にするという理由で
よく推奨される方法です。

しかし反論も多いことから
意見が対立しているのが現状です。

今回は両方の意見を踏まえて
頭皮マッサージの良し悪しを考えていきます。

まず頭皮の血行について。

たしかに揉み解すことで
血行は幾分かは良くなると思います。
これは肩揉みと同じ理屈です。

しかし頭皮の血行をよくしたからといって
そこに通じる部分(目、首、肩など)の
血行が悪いと結局意味がありません。

なんだか突っ張った感じがして
気になる時はいいかもしれませんが
頭皮ばかり注目してもダメということです。


次に細胞の活性化について

一部では頭皮を刺激することで
細胞も刺激を受けて活性化し
育毛に良いといわれていますが、
それは科学的に証明されていません。

おそらくその効果はないか、
あってもすごく微弱なものだと思われます。
(ヘアサイクルに変化がでない)

王道と言われながら改善を実感する人が
少ないことからそう推察できます。

そもそも頭皮はすごくデリケートなので
むやみに刺激を与えることはよくありません。

力をいれてマッサージをしすぎると
頭皮が硬くなったり厚みが増して
毛根を小さくし発毛しにくくする恐れがあります。

さらには毛細血管を痛めて
髪が生えてこなくなる可能性だってあります。

なんだか反対意見に偏った形になりましたが、
実はこんな役割があるのです。それは…

毛穴に詰まった油脂を柔らかくすること

シャンプーをするときに
軽くマッサージをするようにしましょうと
よくいわれるのは洗髪効果を高めるためだからです。

だから絶対やってはいけないことでもないのです。

頭皮マッサージをするタイミングは
基本シャンプーの時と育毛剤を塗った後だけで十分です。
(後者は成分の浸透率を高めるため)

それ以外のときはなるべく頭皮を触らないようにしましょう。
手はけっこう汚いのでばい菌をつけない意味も含め。