サロン仕様の育毛剤と市販品は何が違うのか ほとんど…

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サロンの育毛剤

シャンプーに続いてサロン仕様なる育毛剤について
いろいろ考察していきたいと思います。

育毛サロンをはじめいろんな美容室でも
育毛剤は使われていると思いますが
市販品にも星の数ほど存在しています。

それらの違いは一体何かを考えたことはあるでしょうか?

おそらくあまり考えたことがないのでは?

考えたとしてもプロが使ってるものだから
かなり効きそうな気がするといった
ふわふわした感じではないでしょうか?

個人的に成分などをチェックしてみた感じでは
何が違うのか全然わかりませんでした…

・サロン仕様の育毛剤とは?

まずはサロン仕様の育毛剤とは何かを考察していきましょう。

これもシャンプーと同じく明確な定義はおそらくなく、
ただ特定の店舗が使っているからとか
特定のプロなる人が使ってるといったものの
総称だと考えていいと思います。

ここでは主に育毛サロンが出しているものを軸に
考えていきたいと思います。

有名所の育毛サロンでは例外なく
独自のヘアケアグッズを販売しています。

施術の時に使うものと同じものをご用意し
自宅でもサロンと同様のケアができます!
みたいに宣伝もしてますね。

広告文もキチッと作られてるところもあり
イメージ的にはすごくよく見えます。

この成分を新たに配合してパワーアップ!
天然成分○○種も入れてます!
保湿成分などで頭皮環境を整えます!

などなどありきたりなことを昔から書かれていますが
なにぶん見栄えがいいためこれは凄そうと
感じてしまう場合が多いのも特徴かもしれません。

パッケージも凝ったデザインのものがあったり、
あえて医薬部外品ではなく化粧品として製造したり、
中には特許を取得してるものまであります。

大雑把にいうとサロン仕様の育毛剤は
他社製のネット限定ものと同じくらい販売に力をいれ、
なおかつブランドをアピールしてるという感じですね。

・どの育毛剤も成分は似ている?

では肝心な部分ですが、
サロン仕様なる育毛剤と市販品とでは
一体何が違うのでしょうか。

確かめる際に参考になるのはもちろん配合成分です。

いくらボトルデザインに高級感があったとしても
中身がアレなら意味がありません。

表記に曖昧なルールはありますが
かなり参考になるのは確かです。

ということで大手の製品をいろいろ見てみた感じでは、
ぶっちゃけ違いはほとんどわかりませんでした…

表面的な違いはあるものの、
明らかにこれは他のよりすごいと誰もが思う!
というものは正直ありません。

表面的な違いとは配合成分の種類や
個々の企業が注目している成分やコンセプトのことで
効果の面での違いは全くわかりません。

医薬部外品は薬事法的には化粧品よりも
効果が強いとなっていますが、
特定の成分を配合すればいいだけのことで
育毛剤以外の美容グッズでもお約束となってます。

グリチルリチン酸ジカリウムが代表例ですね。

甘草エキスとしても有名な成分ですが
効能は緩やかで頭皮表面のケア程度しかできません。

育毛剤ではセンブリエキスも有名ですが
甘草と同じく効果はそれほど強くありません。

多種類配合される傾向がある植物エキスも
何がどう髪にいいのかわからないものが大半で
商品によって種類が少し違う程度のものです。

競い合うように何十種類も配合!とか
多いほうが効果的!みたいに言われることもありますが
それも根拠が薄いので参考にはなりません。

むしろ植物毒の影響の方が懸念されますので
あまり多いのも考えものだと思います。

そして何仕様だろうとなんだろうと
基本的に育毛剤には合成界面活性剤が入っています。

それを入れないと肌のバリア機能により
成分が浸透していかないからです。

でも化粧品でも問題視されているように
バリア機能を壊すと肌にダメージが及びます。

つまり頭皮環境を破壊することにもなるので
それと育毛成分を天秤にかけてどちらが良いかを
考えなくてはいけないと思います。

おそらく保湿成分も一緒に入ってるので大丈夫です、
みたいに説得される場合が多いと思いますが…

仮に育毛成分の恩恵の方が強かったとしても
そもそも成分自体の育毛効果は微妙なものが大半です。

AGAガイドラインでいったらCランクのものがせいぜい。

だから「育毛剤」という分類に留まっているんですね。

もし本当に効果的だと言えるとしたら
最低限ミノキシジルくらい強力なものでないと
「発毛剤」とは認められません。

・高ければいいわけでもない

このように成分的にいろいろ見てみると
サロン仕様なるものと市販品の違いはわからないばかりか
危険性も見えてきてしまったというオチに…

要は効果も安全性も大差はないという感じです。

いくら影響力がある企業や人物が勧めたとしても
成分や機能的に問題があるのなら使うべきではありません。

市販品より値段が高い傾向もありますし…

市販品にもドラッグストアーやスーパー、
ホームセンターなどの実店舗で売ってるものから
ネット通販限定商品までいろいろあります。

安いのは数百円レベルですが
高いものは1万円前後という感じです。

サロン仕様育毛剤はネット限定の
お高い方よりのお値段になっています。

値段もさることながら配合成分も全体的に似通っています。

よって、わざわざサロン仕様のものを
チョイスする理由は見当たりませんでした。

最終的に判断するのはあなた自身ですので
熟慮したのち決断してほしいと思います。

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