「 基礎知識 」一覧

フィナステリドはＡＧＡに効果的なのはすでに周知の事実ですが 効かないと感じる人がとても多くいます。その理由は生活習慣もありますが 最大の要因と思われるのはＤＮＡに刻まれた薄毛情報だと思われます。

研究と技術力の発達によりあなたが薄毛(ＡＧＡ)になりやすいかどうかは 遺伝子検査をすることである程度のことはわかるようになりました。 cagリピートなどを調べることで自分はどんな治療法が適しているのかが 判断できるようになりより的確な育毛対策をすることが可能になります。

あなたの両親や祖父母など家系で薄毛になっている人がいたら 自分も危ないと思うかもしれません。確かに禿げ素質を受け継ぐ可能性はありますが 家族に頭が薄い人がいたとしても必ずそれを受け継ぐというわけではありません。 逆に身近に誰もうすげの人がいなくてもＡＧＡを発症することもあります。

ケラチンは髪の成分の多くを占めることで有名ですがもっと深い話をすると ケラチン遺伝子と関係するsox21という転写因子が減少してしまうと 髪が抜けやすくなることが判明したのです。これにより男女関係なく 薄毛が起こるメカニズムのひとつが解明されたかもしれません。

薄毛遺伝子はよく母方の祖父から受け継ぐといわれていますが、 その理由はＸ染色体とＹ染色体が子供へ継承される法則に基づいており 男性は母親からしかエックスを受け取らないためです。