生え際でもてっぺんでもシャンプーの仕方は同じ|変に優しくする必要なし

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生え際が後退する方はとても多いです。

時代により急激にM字ハゲやおでこがひろくなる人が
増えているわけではないですが時間が経つにつれ
予備軍がどんどん増えているのは間違いありません。

ちょっと矛盾しているように聞えるかもしれませんが、
AGAは遺伝による影響が大きい脱毛症なので
絶対数が年々増加しているというわけではないです。

ある程度年齢を重ねないと発症しないものなので
時間が経つほど薄毛素質を持っている人が誰なのか
次々と現れだす、という意味ですね。

⇒m字と遺伝の関係についてはこの記事にて説明しています

さて、ややこしい話はさておき、
今回は生え際とシャンプーについての考察です。

M字などの生え際が後退するのは
男性型脱毛の典型例であり最もやっかいな進行の仕方です。

男性ホルモンの大きな影響に加えて栄養の源流である血管が細く短く、
皮膚もつっぱり硬くなりやすいという
悪条件が全て重なっているため回復は困難を極めます。

男性ホルモンの影響が強いことに関連して皮脂の分泌も多い特徴があります。

DHTは皮脂腺をも刺激する作用があるので、
剃りこんでしまった部分が赤くなってヒリヒリと痛みが出やすい箇所でもあります。

そのためよりデリケートに洗わないといけないと普段から思ってないでしょうか?

もちろん頭皮は他の皮膚より刺激に弱いところがありますが、
変に意識しすぎる必要はありません。

シャンプーの生え際限定の仕方なんてないので
いつもどおり基本に沿って洗ってもらうだけでOKです。

生え際の薄毛は治りにくいからといってデリケートに洗髪する必要はない

念のため基本を整理しておくと、

まずは頭全体をお湯だけでしっかり濡らしてから手の平でシャンプーを泡立て、

爪を立てず指の腹でマッサージするように
小さな円を描きながら生え際から旋毛(つむじ)にかけて
ゆっくり洗い上げる、という感じです。

あんまり力を入れすぎるのはよくないですが、
特に優しくしすぎる必要もありません。

むしろちゃんと洗わないと酸化した皮脂を十分に取り除けない可能性があります。

皮脂は空気に触れるとすぐ酸化してしまい、
過酸化脂質という物質に変化してしまいます。

それは頭皮の炎症を招く物質でしかないのですすぎもしっかり丁寧に行いましょう。

シャワーでもいいですが実は洗面器などで
ジャーっと洗い流したほうが効率的に汚れが落ちます。

そして重要なのはお使いのシャンプーの種類です。

最低限、硫酸系の合成界面活性剤が含まれていない
アミノ酸系のシャンプーを使う必要があります。

どんなに気をつけて洗っても洗浄剤の質が悪ければ
頭皮のタンパク質を破壊してますます抜け毛が
増えやすい環境を作り上げることになります。

頭皮を傷つけてると炎症がおきやすくなったり
新陳代謝が悪くなって固さが増して血流がどんどん悪くなる恐れがあります。

アミノ酸由来の界面活性剤なら頭皮への刺激が少ないうえに
酸化した皮脂を取り除くことができるので最も理に叶ったシャンプーなのです。

ポイントはコカミドやココイル、ラウラミドなどとついた界面活性剤であることです。

単にアミノ酸を配合してるものもありますが、
それはアミノ酸系とは言わないのでご注意ください。