ビタミンDが不足したときの症状|原因は食事や日光などに関係する

シェアする

スポンサーリンク

ビタミンDの主な働きはカルシウムの吸収促進なので
不足すると主に骨への影響が大きくでます。

骨がやわらかくなって折れやすくなる骨軟化症や
骨密度が低下してしまう骨粗しょう症が代表例です。

成長期に起こる骨軟化症はくる病といわれます。

くる病は足が変に曲がって成長したり
身長が伸びにくくなったり、
頭蓋骨を押すとへこむくらい軟くなったり
筋力低下・痙攣・関節肥大などの症状が現れます。

そしてビタミンDは骨以外にも
腸・前立腺・肺・皮膚・脳・神経・遺伝子などなど
いろんな器官に必要とされる栄養素でもあるので
多くの病気の一因になると考えられている。

例えばうつ病、自己免疫疾患、
高血圧や脳卒中など血管に関する疾患、
がん、糖尿病、尋常性乾癬などなど

病気のリスクを軽減させるために
とても重要な働きがあることが
少しずつ明らかになってきています。

脱毛の直接の原因になるとはあまりいわれてませんが
いろんな器官に関係していることを考えると
間接的に関係していることは間違いないと思われます。

そして不足しやすい人の特徴は
腎臓や肝臓の機能が低下している人や
過度なダイエットによる栄養不足、
過度な紫外線対策があります。

一般的に懸念されるのは食事と日光についてです。

紫外線を浴びるとビタミンDが体内で合成されるため
肌や髪に悪いからといって避けすぎるのも問題なのです。

実際紫外線恐怖症みたいに陥った女性が
ビタミンD欠乏症になった例や、

潜水艦で働いている人が1日の目安量の倍の量を摂っても
ビタミンD濃度をきちんと維持できないという報告があります。

※1日の摂取量の目安は5μg(200IU)
上限量は50μg(2000IU)

よって極端なダイエットをしながら
日光を避ける生活は最悪なことになります。

今回の話からも極端な行動や考え方は
いかに体や髪に悪影響を及ぼすかが
改めてわかられたと思います。

その流れで次はビタミンD過剰摂取について触れます。

スポンサーリンク

シェアする