石けんシャンプーと酸性リンスのやり方と水の硬度について

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石鹸シャンプーはシリコンを含まないので
髪に優しいと評判なのですが石鹸カスが残ったり
洗い上がりがよくないなどの欠点もいくつかあります。

それでも気に入っていたり経済的な理由などから
使い続けたい場合はシャンプー後に
しっかりケアすることをお勧めします。

そのケアとは酸性リンスで髪を弱酸性に戻し、
石鹸カスを取り除くことをいいます。

クエン酸などの酸性リンスを使用することで
石鹸カスは脂肪酸に変わります。
(すべてというわけにはいきませんが)

よく中和するという表現が用いられますが
脂肪酸は弱酸性であるため
正確には弱酸性に戻してあげることですね。

それにより保湿力がない石鹸カスがなくなり
髪がスベスベになり、乾かした後もゴワつきません。

シャンプーもリンスも
やり方の基本は同じですが少し異なります。

石けんシャンプーをするとキューティクルが開き
髪が痛みやすい状態になっているので手短に済ませます。
(泡立てると摩擦が減ります)

すすぎは石けんカスが多く発生する時なので
これも手短に勢いよく済ませます。

そしてすすぎが完全に終わった後リンスをします。

そのまま髪につけて放置するのもいいですが
石けんカスはすぐには脂肪酸にかわらないため、
洗面器のお湯とまぜてリンス液を作り
それで少しずつ洗い流すようにしたほうがいいでしょう。

(そのほうが効率よく変化させることができる)

補足として脂肪酸に変化させてくれるとおもって
濯ぎを怠ると髪に残っている「石けん」も
リンスで脂肪酸に変わってしまい
べたつく原因になってしまいますので注意です。

ちなみに硬度が低い水だと
リンスが必要ない場合があります。

水は硬水と軟水の2種類があり
カルシウムとマグネシウムの含有量で種類が分かれます。

簡単にいうと硬水はミネラル分が豊富な水で
軟水はミネラル分があまりない水になります。

硬水は健康的に注目される水ですが
石けんカスはそのミネラルと結合することで生まれます。

よって硬度が高い水ほど洗い上がりが悪くなるのです。

日本は外国に比べて水の流れが速いので
全体的に見ると軟水なのですが
地域によって水の硬度は異なります。

例外もありますがどちらかというと
南西方面にいくほど硬度が高い傾向にあり、
沖縄の硬度が日本の中では最も高いようです。

旅行先では洗い上がりが違いが実感できると思いますが
長期間滞在しないかぎり気にすることはありません。

それと硬度が低いといってもミネラル分は0ではないので
石けんカスは少なからず必ずできます。

洗い上がりが気になるのならリンスを使い、
気にならないなら使わないというスタンスでOKです。