新たな薄毛対策として登場したSMP。
今回はそれを受けるメリットにフォーカスして
紹介していきます。
うまく利用すれば薄毛によるストレスを
ほとんど無くすことができるといっても
過言ではないと思います。
・SMPのおさらい
SMPについての基礎部分をおさらいしておきます。
スカルプマイクロピグメンテイションの略で、
頭皮に細かく色素を注入する技術のことをいいます。
発祥はイギリスで日本に入ってきたのは
2016年5月頃とかなり新しい技術です。
色素により毛が生えている様を描くことで
薄毛であることを隠すことができます。
変な表現をすると意図的に色素沈着を作り出し
薄毛をカモフラージュするというものです。
海外では10年以上前から存在していたようで
なぜ日本に上陸するのにこんなに時間がかかったのかは
定かではありませんがまあそれはともかく…
新たな薄毛対策が登場したのは喜ばしいことです。
一昔前までは育毛剤の情報すらほとんどなく
どうすることも出来なかったものですが
いい時代になったものです(^^)
SMPを受けるメリットを考えてみましたら
主に5つほどあるのではと思ったので
紹介していきたいと思います。
・SMPの5つのメリット
SMPの主なメリットは以下の5つがあると思います。
・即効性がある
・増毛法よりも利便性が高い
・適用範囲が植毛より広い
・費用が植毛より安い
・安全性が高い
ではひとつひとつ解説していきます。
1・即効性について
大雑把にいうと塗り絵、女性が行う化粧のように
色をつけるものですからすぐに効果が出ます。
育毛法だと結果が出るまで最低でも数ヶ月単位、
自毛植毛だと1年近くかかるので
そのアドバンテージは大きいですね。
範囲や濃度によって何回か繰り返す必要性が
出てくるかもしれませんが
それでも上記の方法よりは断然早いです。
薄毛は1日でも、いえ、1分でも1秒でも早く
解消したいと思うのがふつうだと思うので
即効性があることは大きなメリットだと思います。
2・利便性の高さについて
頭皮の内部に色をつけるので
外部からの刺激で色が取れることはまずありません。
もちろん濡れても問題はないので
雨の日でも風の日でもサマースポーツも
存分に楽しむこともできます。
人工毛を使った植毛や増毛法だと
外部刺激に弱いので頻繁に切れたり抜けたりするので
メンテナンスの頻度が多く、
費用・手間が多くかかってしまいます。
ケラチン素材で出来た増毛パウダーは便利ですが
水分に弱い欠点があるのでスプレーで固めても
寿命が短い欠点があります。
それらと比べるとSMPはとても優れてるといえます。
3・適用範囲の広さについて
最も薄毛に効果的といえる自毛植毛も
現状では適用できない場合があります。
円形脱毛症をはじめ下手なクリニックで何度も
植毛を受けてドナーが足りなくなった場合、
スキンヘッドにこだわりたい場合などです。
SMPは色素さえあれば行う事ができるので
ドナーの制限がなく精神疾患があっても
対処することができます。
傷跡などのドナーが定着しにくい場所も
SMPでカバーするなんてことも可能だと思います。
4・費用について
植毛と比べるとかなり安価に受けられます。
クリニックによりけりですが
自毛植毛だと100万かかるところが
SMPだと3分の1とか5分の1くらいに収まる感じです。
1回あたりの費用は増毛法や人工毛植毛と
大差ないかもしれませんが
メンテナンスのことを考えると
SMPのほうが安くなるのは自明の理です。
5・安全性について
SMPはアートメイクの一種ですので
医療機関でしか実施できないものです。
下手な無資格者が運営するエステやサロンでは
行えないという安心感がまずあります。
そして色素は体に負担が小さいものかつ
髪の根元まで浸透させるものではないので
物理的にも安全性が高いといえます。
真皮層という肌の表面と髪が生えてる層の
中間あたりに色をつけます。
既存毛はもちろん皮膚への負担も少ないので
健康面へのリスクはかなり小さいといえます。
人工毛や大掛かりな増毛のほうが
よほど頭皮への負担が大きく危険です。
・SMPのメリットは従来の対策の穴埋めといえる
SMPはこれまであった技術の欠点を
補うような立ち位置でもあるので
うまく利用すればかなり役にたつと思います。
決して手軽な費用ではないですが
自毛植毛よりと比べるとかなり安く
ドナー数などの制限がなく傷跡も残りません。
これまでは植毛ができなかったから
カツラなどの増毛法しか選択肢はありませんでした。
育毛をするにしても有用な方法だったとしても
タイムラグがあったり体質によって結果は違いますから
その間にカバーする方法としても使えます。
このように今まではしょうがないと言われていた
対策の盲点というか落とし穴を穴埋めできるので
メリットはとても大きいといえます。
植毛に抵抗があったり一般的な育毛法に嫌気が差したり
増毛に不便を感じてるなどの方は
検討されてみてはいかがでしょうか。
もちろんデメリットもいろいろあるので
それを考慮しつつ検討してほしいと思います。