動物の唾液に含まれるシアル酸|IGF-1を増やすので育毛にも良い

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シアル酸という物質があります。

それは主に動物の唾液(だえき)に含まれるもので、
細胞と細胞の情報伝達や細胞と他の物質の受容体的な働きをする
とても重要な物質のひとつです。

他にはインフルエンザなどのウィルスや細菌の感染予防や
発ガンの抑制・痛んだ組織の修復・肌の保全・ホルモン分泌の調整、
去痰(きょたん:たんの排泄を促す)効果もあり、
健康的・美容的にもいいものとされています。

さらにシアル酸にはIGF-1を増やす効能もあります。

IGF-1は細胞機能を促すタンパク質の一種で
育毛でも重要視されている物質でしたね。

シアル酸が育毛にも重要だと最初に発表したのは
名古屋大大学院の岡嶋研二教授と原田直明准教授。


「牛に頭を舐めさせると毛が生える」

というドイツの古い言い伝えをきっかけに研究した結果
シアル酸が髪にもいいと発見できたとのこと。

実際マウスを使った実験では明らかに早く剃った体毛が元通りになり、
人間の実験では半年後に半数の人に育毛効果が見られたという。

ちなみに女性の頬に1ヶ月間シアル酸を塗り続けたら
肌の弾力が向上したという結果もでたそうです。

ということでシアル酸は、
これから薄毛対策を始めたい方や、
どうも育毛がうまくいっていない方にもいいと思います。

ではシアル酸はどうすれば摂取できるかというと、
手っ取り早いのはサプリメントを飲むことです。

ダブルインパクトシリーズのワイルドヤムかノコギリヤシ、
あと「シアル来夢」あたりが有名です。

シアル来夢はイソフラボンとカプサイシンが含まれてるので
リーズナブルにIGF-1を増やしたいときにいいと思います。

あとはローヤルゼリーにも含まれているので
そのサプリを飲んでもいいですね。

サプリの他にはシャンプー(リッチハーベスト)や
食品から摂るという方法もあります。

食品では卵黄のカラザ(白いひものようなもの)や
ローヤルゼリー、ツバメの巣に含まれています。

シアル酸を最も含む食品はツバメの巣で、
100g中10000mgも含まれています。

ローヤルゼリーもけっこう多いほうですが
100g中60mgと桁が全然違います。

でも高級食材を毎日食べるのは現実てきではないですし、
卵は安く食べれますが含有量がとても少ないです。
(卵黄の重量の1%にも満たない)

ということでもっと基本的な対策として、
「ものをよく噛んで食べること」をおすすめします。

実は人間の唾液にもシアル酸が含まれています。

量は100g中約5mgと少ないですが
薄毛の人にドライマウス(口腔乾燥症)が多いといわれています。

つまりツバの分泌量が少ないんですね。

どの程度薄毛と関係しているか詳細は不明ですが
よく噛んで損することはありません。

よく噛むことによって食べ物は細かくなり、
消化に多くのエネルギーを使う必要がなくなるので
食後に眠くなりにくくなる効果もあります。

できれば一口で20~30回は噛んでほしいと思います。

そしてたまにはガムを食べるのもいいですね。

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