抗酸化作用やコラーゲン生成を補助するなどのビタミンCの優れた効果

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アスコルビン酸とも呼ばれるビタミンCは
なじみが深い栄養素だと思います。

肌の健康に欠かせない
コラーゲンの生成を助ける働きがあるので
美容関係の話でたびたび出てくるものです。

でもビタミンCは美容に留まらず
他にも様々な効能があることで知られています。

まず抗酸化作用です。

人間のみならず生物の体は
酸化することによって老いが進んだり
いろいろな病気にかかったりします。

ビタミンCは活性酸素と結びついて
体が酸化するのを防いでくれるので
それによる症状の予防に役立ちます。

例えばコレステロールの一種であるLDLは
活性酸素により酸化LDLという
真の悪玉といわれるものに変化しますが

ビタミンCは酸化LDLの増加を抑制し
動脈硬化や心筋梗塞などを予防する働きがあります。

ガンの原因物質の合成を防いだり
アドレナリンの生成を助けて
ストレスに対抗しやすくもしてくれます。

そして回復の役割がとても大きいです。

運動やストレスを受けると
ホルモンによって体に受けた異常を
元に戻そうとする働きがありますが
ビタミンCはその補助役にもなります。

運動後はビタミンCが多く消費していますが
それは乳酸が溜まるのを抑制して
疲労を軽減することが関係しています。

また、赤血球の生成や毛細血管を
強くする働きもあり体中に栄養素や酸素を
運びやすくする効果もあります。

髪に関してはコラーゲンと関係が深く
毎日摂取すると髪が太くなったという報告があります。

しかしストレス軽減や血液とも関係が深いので
広い意味で髪に重要だということになると思います。

ただし、ほかの栄養素でもそうですが
あくまで髪の健康を維持するもの、
という意識をもっておいたほうがいいでしょう。

たくさん摂れば摂るほど髪が育つのは間違いですし
ものによっては過剰症を引き起こします。

過剰症が特になくても余分な量は
すぐ排泄されてしまうので無意味になってしまいます。

その点はとても重要なので
これからも何度もお伝えすると思います。

次はビタミンCの過剰摂取についてです