核酸を食品から摂取する必要性について|デノボ合成は質が悪い?

シェアする

スポンサーリンク

核酸は細胞分裂などに必要不可欠な物質であり毎日のように消費されています。

と、同時に体内で合成もされているので極端な不足に陥ることはほとんどありません。

では核酸を意識して摂取する必要性はないのではないか?
と思う方もたくさんいらっしゃるかもしれません。

若い方は合成量が多いので
特にそう思うかもしれませんがそれは大間違いです!


まず単純に体内の合成だけに頼ってると必要量をまかなうことはできません。

個々の体質や年齢により異なりますが
大体1日に消費される核酸の量は2グラム以上あります。

体内で合成される量は大体1グラムかそこらですので
その不足分を補う必要があるのです。

核酸は体内でも合成されますが食品から摂取するのも必須といわれる

そして核酸の質も違ってきます。

核酸は生体内(肝臓)でアミノ酸を原料にして作られるデノボ合成と
摂取した食品の核酸を原料に作られるサルベージ合成の
2種類の方法で作られます。

昔はデノボ合成があるからわざわざ摂取する必要はないといわれてましたが、
それだと核酸の質が悪く十分に力を発揮できないのです。

また、デノボ合成ばかりだと肝臓の負担が増えてしまうし
ガン細胞の原料にもなりうるのです。

サルベージ合成だと質のいい核酸が生産されるので
癌細胞などの異常な細胞の原料になりません。

そしてデノボ合成量を減らす事が出来て異常細胞増殖の抑制にもなります。

※ちなみに低分子の核酸は消化の過程で
小さく分解されすぎてサルベージ合成に使われにくい

よって核酸を食品から摂取する必要性は大いにあるのです。

サプリでも摂取できますが出費が嵩むことや
栄養素(カロリーも含む)を満遍なく取れるとは限らないので
なるべく自然な食品から摂取するようにしてください。

スポンサーリンク

シェアする