育毛を進めるうえで基本中の基本といえるのが内服薬を用いることになります。
内服薬とは世界中に名を知られるプロペシアや、
そのジェネリックとされているアジア産のAGA治療薬を指します。
それにより薄毛(AGA)の根本的な対策ができるのですが、
逆の言い方をするとそれがなければ効率的に
男性ホルモンを抑制できないことを意味します。
成分の研究が進んでいることでサプリでも効果的なものが出始めていますが、
とりあえず薬を使わないと回復は大幅に遅れます。
男性ホルモンの影響を受けやすい体質の方は
なおさら薬を用いないと改善は困難を極めます。
今回はそんな育毛薬との飲み合わせについてですが、
基本的にフィナステリド(プロペシアなどの主成分)錠剤と
一緒に飲むべきものはありません。
これはあくまで現状を踏まえた理屈になりますが、
一緒に服用することでフィナステリドの効果を
上げるようなものはないのでAGA対策での内服薬は
基本的に1種類のみとなります。
ただ他にもフィナステリドと似たような効果を発揮する
デュタステリドやミノキシジルの錠剤バージョンもあったりします。
デュタステリドはフィナステリドと同じく
前立腺肥大症の治療のためにイギリスで作られたものですが、
フィナステリドより効果が強力だと知られています。
しかしまだAGA治療薬として承認している国は韓国だけなので
薄毛対策として用いるのは自己責任となります。
(追記:2014年に日本でも承認された)
一緒に飲んでもそれほど問題はない場合が多いようですが、
よりDHTを抑制できる反面、性欲減退などの副作用が
より強く出てくる恐れがあるので一定の注意が必要です。
また、ミノキシジルタブレット(錠剤タイプ)は
かなり強力な育毛効果を発揮すると言われていますが、
本来は重篤な高血圧の人に用いる薬ですから
デュタステリド以上に注意が必要な薬です。
まとめますと、
薄毛対策として使える内服薬はフィナステリド、
デュタステリド、ミノキシジルがあり、
組み合わせとして考えられるのは3種類、
フィナステリド + デュタステリド
フィナステリド + ミノキシジルタブレット
フィナステリド + デュタステリド + ミノキシジルタブレット
となります。
それぞれの薬が拮抗してなんらかの悪影響が出たという
報告は今のところないですが、それぞれがそれなりに
リスクを生じるものですので常に一定の注意が必要です。
回復させるまでは薬の力を存分に発揮させて、
ある程度満足行くまで回復できたら徐々に量を減らし、
いずれはほとんど使わないことが理想的です。
ちなみにミノキシジルの内服・外用問わず、
ワーファリンなどの血流を促す作用がある薬を
服用してるときはミノキシジルを使ってはいけません。
血流が良くなりすぎて心臓などの循環器の負担を
増大させるおそれがあるからです。
気になる場合は主治医などに相談したほうがいいです。
<各育毛アイテムの組み合わせ考察記事>
・内服薬 & 内服薬(この記事)