鶏肉は育毛に貢献するのか|栄養価が高くヘルシーだからよい?

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トップテンオブシティというアメリカのサイトが発表した
髪にいい食べ物トップ10シリーズも中盤に差し掛かってきました。

これまでは割りと良い評価のものが合ったと思いますが、
ここからはちょっとマイナス面が多くなってくる感じです。

ということで今回は5位となった鶏肉のメリット部分から考察していきます。

鶏肉は栄養価が高い肉として世界的に人気がある食材のひとつで、
一時期狂牛病などの病気が話題になると需要がさらに高まるなどの背景もあり
現在では多くの食文化を形成するまでになっています。

鶏肉料理だけでも数えきれないほど存在し、
今後もどんどん新しいものが開発されていくと思われます。

今回はそんな鶏肉についていろいろ考えていきたいと思いますが、
まずは美点(メリット)の部分から探っていきます。

鶏肉にはタンパク質をはじめ各種アミノ酸やビタミン、ミネラルを含む、
消化吸収が良い、手羽先にはゼラチン質が多いことから
コラーゲンを豊富に含むなどなど言われています。

他にも脂肪分が他の肉類と比べて少ないのでヘルシーであり、
特にささ身は脂肪が少ないという理由で勧められることが多いですね。

トップテンオブシティの説明文にも亜鉛やビタミンB群、
鉄といった髪に重要な栄養素が含まれているという主旨が綴られています。

栄養価が高い=体に良い=育毛にもよいという
三段論法が成立するような説明が多く見受けられます。

牛肉・豚肉と並んで三大食用肉となっているだけに
基本的にメリット部分が多く伝えられているのが通常のようです。

・鶏肉のデメリットについてどのくらいご存知ですか?

しかし、鶏肉といっても肉は肉ですので本当の意味で健康的な食品とは言えない、
という指摘が多数あることもご存知でしょうか?

まずタンパク質についてですが、肉にはいろいろな細菌が潜んでいるので
基本的に生の状態で食べることができないので調理することになります。

しかも肉の場合は高温で調理することが多いですが、
それだとアミノ酸自体が壊れてしまうので理想的な供給源にはなりません。

そもそも動物に含まれるタンパク質は異種タンパク質と呼ばれ、
人間の体にはあっていないものと言われています。

また、動物には尿素などの老廃物が多く含まれてもいて、
それは腸内の悪玉菌の餌になってしまう特徴もあるのです。
(老廃物はいわゆる肉汁に多く含まれています。
よくおいしそうに紹介されることが多いだけに皮肉なものです)

(動物性脂肪も悪玉菌の餌になると言われています)

鶏肉は一般的に栄養価が高くヘルシーであると言われてますが体に悪いデメリット部分は全然語られていません

さらには、最近は多くの人の需要に応えるために大量生産をし、
劣悪な環境と餌で育てられるケースがとても多いという現実もあり
なかなか奥深い問題が肉には含まれているのです。

それでもビタミンやミネラルの供給源にはなると
言いたくなるかもしれませんがそれらの栄養素は肉類でなくても
摂取できるのでその点に関してあまりムキになっても仕方がありません…。

このようなデメリットは伝えられること自体が少なく、
勘違いしている人の方が多いかもしれません。

そんなこんなで欠点も含めて考慮すると鶏肉が5位というのは、
一見すると妥当のように思われがちかもしれませんが、
少々過大評価しすぎなのではないでしょうか?

当ブログ的にはなぜ豆類や鮭、人参を差し置いて5位になったのか
全くわからないという感じでございます。

いえ、もはやトップテンに入ってることすらおかしいのかもしれません。

実際トップテンオブシティの説明文にも
メリットの部分がさらっと触れられているだけで、
デメリットについては一切語られていません。
(脂のとりすぎには注意しましょうと一言添えられてるだけです)

もちろん好物の方も多くいらっしゃると思うので、
全く食べてはいけないとは言えませんが、
育毛食と言えるかどうかはかなり疑問が残る部分もあるので
髪のために積極的に食べるのは避けたほうがいいかもしれません。

<Top Ten of Cityが発表した他の髪にいい食品ランキング>

1位 卵
2位 ナッツ類
3位 牡蠣(かき)
4位 緑黄色野菜(葉菜類)
5位 鶏肉(この記事)
6位 豆類
7位 鮭(さけ:サーモン)
8位 乳製品
9位 人参(にんじん)
10位 全粒穀物(ぜんりゅうこくもつ)

<参考>

⇒ランキング全体の考察記事

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