いろいろな言い方がある脱毛症の名称や意味の違いをおさらい

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脱毛症はいろいろな種類がありますが
言い方もいろいろあってこんがらがることが
あるかもしれません。

そこで今回は意味合いの違いなどを
簡単におさらいしたいと思います。

・壮年性脱毛症

年代ごとに少年や青年などという
言い方がありますが壮年はその区分のひとつで、
成人として最も体力や気力がある年代のことを指します。

一般的に25歳から44歳までを指し、
30代から40代の終わりを指すこともあります。

よって壮年性脱毛症というのは
どちらかというと若ハゲの部類に入ります。

たまに男性型脱毛症と同じような言い方をされますが
ちょっとそれは雑かもしれません。

・若年性脱毛症

これぞ本当の意味での若ハゲに属する言い方です。
区分的にいうと24歳以下の年齢を指すと思いますが
30代でも十分若ハゲといっていいと思います。

ただ人によっては40代でも若年性と
言うかもしれませんので明確な基準は存在しません。

・老人性脱毛症

これも若年性脱毛症と同じく
明確な年齢の基準はありませんが、
年代の区分で言うと高年期といわれる
65歳(もしくは60歳)以上の脱毛症を指すのだと思います。

・瀰漫性脱毛症

よく女性特有の脱毛症と言われますが、
実際「瀰漫性脱毛症」という独立した脱毛症はありません。

それは女性特有の髪の抜け方を指すので
言い方としては「瀰漫性脱毛」が正しいと思います。

(局所的に一気に抜けず頭部が全体的に薄くなっていく症状です)

・脂漏性脱毛症

皮脂の過剰分泌により常在菌の一種である
マラセチア真菌というカビの一種が
皮脂を餌にして遊離脂肪酸を出し、
それが炎症につながり抜け毛が増えるというものです。

いわゆる脂漏性皮膚炎が起こった状態ですが
それによる脱毛が粃糠性脱毛症といわれることもあります。

粃糠性脱毛症は大量のフケが原因で
急激に脱毛してしまうものです。

ちなみに粃糠性脱毛症を発症した人の
4割以上は悪い脂漏性皮膚炎を起こしてるそうなので
もしかしたらほぼ同意かもしれません。