5つの活性酸素が増える原因|髪に悪いこととほぼ共通しています

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活性酸素の本来の目的は体内を外敵から守ることですが
多くの現代人の場合は意味合いが異なってきています。

現代人の日常生活には活性酸素が増える原因が溢れており
毎日のように体を自ら傷つけているのです。

その結果、生活習慣病を患う人が急増し
命に関わる重病の発症率も増えていると思われます。

活性酸素は細胞を酸化させ痛めつけてしまうので
当然髪の毛への影響も免れません。

毛乳頭や毛母細胞への直接的な害が少ないとしても
体が機能低下すると間接的に育毛の妨げになります。

活性酸素が増える原因は主に5つあるので
是非チェックしておいてください。

1・食生活の乱れ

食生活は活性酸素の主な発生理由ともいえます。

現代の食べ物には防腐剤や化学薬品・タール色素などの
食品添加物・農薬など体に余計な物質が数多く含まれています。

体には有害物質を排除する機能が備わってますが
その過程で活性酸素が発生してしまいます。

肝臓があるといっても余計に働かせすぎると
活性酸素の害により機能が低下することに繋がります。

普段からコンビニ弁当やカップ麺などの加工食品を食べてないですか?
また、菓子類をよくつまんだりお酒を飲みすぎてないですか?
タバコは吸ってないでしょうか?

特にタバコは活性酸素そのものを吸い込んでることになり
もっとも良くない行いの一つになります。

また、早食いも抗酸化酵素の力を発揮できない一因になります。

2・激しい運動をする

運動はリラックス効果・血流促進・免疫力向上など
体にいい事が盛りだくさんなので薄毛に悩む方に限らず
万人が習慣化してほしい行いになります。

しかし、マラソンや過度な筋力トレーニングは
酸素を取り込む量が増えてしまうので必然的に活性酸素が増加します。

無酸素運動は筋肉が一時的ですが虚血状態になります。

その後血流が改善したあと活性酸素が大量に発生するメカニズムも働きます。

よって運動は体に無理がかからない有酸素運動にします。

たとえばウォーキング、軽いジョギング(スロージョギング)、
サイクリングなど会話ができるくらいのことが理想です。

3・紫外線を浴びる機会が多い

紫外線と聞くとシワやシミなどのイメージをされる方が
多いかもしれませんがそれも活性酸素によるものなのです。

もちろん紫外線はビタミンDの生成にも関わっているので
全く浴びないわけにはいきませんが、
必要以上に浴びることは活性酸素を増やすことになります。

たかが日光の一種と油断せず仕事などで外にいる時間が長い方は
男女問わずUVカットを意識したほうがいいです。

よって日焼けは健康的に非常に良くない行為であり
日光浴は程ほどにしておいたほうがいいでしょう。

時間にすると夏は30分、冬は1時間もあれば十分です。

活性酸素が増える要因は身近に多く存在するのでたまにでいいので少しでも意識することが大事だと思います

4・ストレスを感じることが多い

ストレスも激しい運動と同じようなメカニズムが働きます。

ストレスを受けると自律神経が狂って交感神経が優位に働き
血管が収縮して血流が悪くなります。

その後血流が元に戻ると活性酸素が急激に増えます。

また、強いストレスを緩和するため副腎皮質ホルモンが分泌されますが
それを酵素が分解する際にも活性酸素が発生します。

さらには優れた抗酸化力をもつビタミンCを消費させ
高血糖になりやすいという要因も絡んで活性酸素が増えてしまいます。

ちなみにビタミンCは喫煙でも多く減ってしまう。

5・空気が悪い場所に住んでいる、よく訪れる

有害物質は空気にも多く含んでいるため
それを多く吸い込むことによって解毒作用が働き
活性酸素が無駄に多く発生することに繋がります。

中国の大気汚染で話題になったPM2.5も
活性酸素を増やす大きな要因になるかもしれません。

ただ中国から遠い東日本だからといって安心はできません。

交通量が激しい場所によく赴く人や道路沿いに住んでいる方は
汚染された空気を多く吸っていることになります。

このように普段の生活や身の回りの環境には
活性酸素を増やす原因がたくさん潜んでいるのです。

上記の項目は一般的に言われている薄毛原因と
酷似しているように思いませんか?

これは体に悪いことは全て髪にも影響する
という一種の証明になると思います。

⇒次回は抗酸化の対策について