なぜツボ押しが育毛対策となるのか|自律神経に働きかけ健康増進

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体中には無数の神経が張り巡らされています。

それは危険を察知して的確に回避したり、
全身の組織を動かすためにある大変重要なもの。

その神経が交差する地点がツボ(経穴)と呼ばれています。

つぼは育毛とも関係が深いと近年よくいわれますが、
それはいったいなぜか。今回はそのことに触れたいと思います。

ツボはもともと中医学、いわゆる東洋医学から発展したもので
経験則から健康に良いと見出されてきたものです。

東洋医学と西洋医学は犬猿の仲みたいな関係ですが、
最近はWHO(世界保健機関)は健康効果があると認めたので
ツボに関してはめずらしく意気投合してる感じです。

最近の研究によるとツボと脳は密接に関係してることが判明しています。

神経は脳に様々な情報を電気信号という形で送りますが、
実は肉体的でも精神的でも負担が増えると、
あまり脳に信号が送られにくくなってしまいます。

血流が悪化することで臓器は不調をきたしますが、
それは神経にも同じことがいえるわけです。

ツボを押すことで血流と神経の流れを良くなるので
自然と患部の不調が軽減されていくというわけです。

さらに深いところに入っていくと、
ツボ押しは自律神経のバランスを整えることにもなります。

自律神経とは呼吸や体温調節・心臓の収縮など
無意識に体内の調節を行うすごく重要な神経です。

自律神経は交感神経と副交感神経の2つがあり、
それぞれが適度に働くことで健康が維持されますが、
現代人はストレスが多いことから交感神経ばかり働きます。

そのような乱れた状態が続くと免疫力が低下し、
数多くの不定愁訴を招くことになります。

薄毛だってその1つに数えられます。

交感神経は血管を収縮させる働きがあるため、
それが優位になる時間が長いほど毛細血管の血行が悪くなり
頭皮を硬くするといったことに繋がります。

ツボを刺激するとその部分の神経の流れがよくなり、
速やかにその刺激が脳の視床下部(ししょうかぶ)に伝わります。

視床下部は自律神経を制御する司令塔のような存在で、
刺激が伝わると押したつぼと関連が深い臓器の不調を緩和させるように働きかけるのです。

ツボを押すということは自律神経を刺激することになり間接的に健康の増進を促し髪にも良いと考えられる

人間の体は本当によくできています。

複雑だからこそ不調も多いのですが、
改善させる方法もすごく多いのですね。

ツボは全身に700箇所以上あると言われています。

全てが薄毛と関係が深いかどうかはわかりませんが、
髪は全身の健康あってこそ成り立つものです。

よってある意味では全てが関係してるとも言えますね。

もちろん薄毛(AGA)は男性ホルモンの影響が最も強いですよ。

強いんですけど、薬を飲んだりつけたりしても
髪の生え方が芳しくない・・・と悩む人が多いんです。

ということは、それほど健康状態が悪い、
神経や血液の流れが悪い方が多いのだと思われます。

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