プロペシアにはフィナステリドという薬剤が含まれています。
 AGAの主原因である男性ホルモンのDHTを生み出す5αリダクターゼという
 酵素の働きを阻害する効能があると広く知られています。
 しかも2型の5アルファ酵素だけに働くので
 的確に薄毛対策を行う事ができます。
 AGAは2型で作られたDHTが中心で起こされると言われているので
 とても理に叶っているものといえます。
 しかし、プロペシアをちゃんと飲んでるのに
 逆に悪化したと感じたことはないでしょうか?
もしくはその心配をされてないでしょうか?
 フィナステリドは長年の研究により
 効能的に間違っていることはまずありません。
ではなぜそんな心配事が発生するのでしょうか。
まず考えられる理由は初期脱毛です。
 フィナステリド錠の服用によって男性ホルモンの害が抑えられるということで
 ヘアサイクルが徐々に戻りやすくなります。
 それにより退行期から成長期に突入する
 髪の毛が増えると予想できるため一時的に抜け毛が増えることがあります。
 抜け毛は次の髪が生え始めたサインでもあるので
 必ずしもうすげが悪化したということではありません。
よって服用し始めてから1~2ヶ月ほどの抜け毛はそんなに心配する必要はないです。
 
次に考えられるのは生活習慣の悪さです。
 これはプロペシアやフィンペシアなどaga対策をフィナステリド単独で
 行っている場合に特に影響が強いと思われます。
 生活習慣は昔から大事ですよとよくいわれますが
 実際は仕事の都合などが優先されてしまい
 自然と二の次になってしまっている、という方が多いのではないでしょうか?
 そしてすぐに結果が出ないことから本当に正しいのだろうかと迷い始めて
 徐々にめんどくささが増し疎かになっていないでしょうか?
髪の毛はそもそも健康な体のうえに成り立つものです。
 細胞が分裂することで長さや太さを形成し
 一定の期間を経てまた生まれかわる臓器です。
 臓器と言うと心臓や肝臓などを思い浮かべる方が多いかもしれませんが
 髪の毛も立派な臓器のひとつなのです。
血液から栄養と酸素をもらって細胞は新陳代謝を繰り返しています。
 男性ホルモンを抑制すれば髪が生えると
 勘違いしている方が多いと思いますが
 それはあくまで育毛の一要素でしかありません。
 不健康体では生命を維持することに
 栄養を集中して与えるようになっているので
 髪まで養分を回す余裕がなくなってしまうのです。
 髪は生命維持に関係ない為
 もともと栄養が最後に回されるようになっています。
それが髪は血余といわれる所以です。
余裕がなければ質のよい血液が髪まで回らないのです。
 もし薬を長年飲んでいる・もしくは塗布していても
 全然回復しないどころか逆に悪化してきたと感じる方は
 生活習慣が相当乱れている可能性があります。
今一度、自身の私生活を見直してみてはいかがでしょうか?
