アンスラリンは危険性が目立つので円形脱毛の治療には不向き

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アンスラリンは皮膚の免疫活動を抑える働きがあり、
古くから皮膚が赤く盛り上がる乾癬に使われてきました。

皮膚への刺激が強いのでヒリヒリしたり
色素沈着を起こす可能性もあるので
塗ってから30分から1時間ほどで洗い流す必要があります。

ステロイドやミノキシジルなどと併用することで
効果があがるようで順調なら半年以内で
髪が生えるという話があります。

しかし、アンスラリンの試験では差が出なかったり
重症例に対して脱毛範囲が縮小したなど、
結果がバラバラで曖昧なものになっています。

そして日本では尋常性乾癬(最も多いタイプの乾癬)に対しても
アンスラリンは認可されていない現状があります。

さらに一部からは発がん性も指摘されてるので
どうも有益性が乏しい感じがします。

まだ正式に臨床試験が行われていないので
結論を出すのはそれからだと思いますが

ガイドラインではC2となっているので
今のところ用いないほうが賢明かもしれません。

ちなみに衣服などにつくと
汚れが取れにくい欠点もあります。

円形脱毛症ガイドラインについて

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