AGA治療に保険適用されない理由として考えられる事|認識と財政

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現代の薄毛は治療法がいろいろ登場して
治せる可能性がとても高まってきたのはいいですが
いまだに問題となっているのは費用です。

プロペシアをはじめ植毛などの施術も
健康保険適用外なため全額自己負担となっています。

なぜそうなっているのかというと
考えられる理由は2つあります。

1つ目は認識の違いが生じていること

健康保険の対象となるのは
体に害を及ぼすものとなっています。

命の危険度が大きければ大きいほど
その優先度は高いものと思われます。

しかし脱毛症の場合は放っておいても命に別状がないうえ
進行しても体が不健康になるわけではないため
適用外と判断されているのかもしれません。

薄毛に悩む人にとっては十分不健康だ!
と主張したくなる所だと思いますが
お偉いさんが本腰を入れてもらわないと
主張を通すことは難しそうです。

ちなみにプロペシアは1錠あたり250円ほどで
植毛は美容外科手術と分類されています。

2つ目は財政面について

もしお偉いさんが薄毛の人の気持ちを汲んでくれたとしても
財政面がその邪魔をする可能性も大いにあります。

日本は借金大国であり
医療費も毎年のように膨らんでいる状態です。

薄毛に悩む人は軽く一千万人を超えます。

仮に薄毛治療のすべてが保険適用され、
1人あたり10000円を負担することになると
1000億円もの費用がかかってしまうことになる。

薄毛予備軍を加えるとさらに数は増えるので
もういくらになるかわからない状態になります。

そんなこんなで薄毛治療の保険適用は
かなり厳しいのではないかと予想できるのです。

未来はどうなるかわからないですが
あまり期待しないほうがいいかもしれません。

ただ血行を促進する作用があるフロジン液や
皮膚炎やフケの原因となる真菌を減らす
ケトコナゾールなどの一部薬剤は保険がききます。

AGAの名目では無理ですが
皮膚炎が原因の脱毛は安く済ませられるので
ひどい場合は皮膚科にいくことをおすすめします。