「 専門治療・調査 」一覧

スカルプリダクションは薄毛部位を切り取って縫合するという外科手術で 即効性があることが売りですがストレッチバックという脱毛現象を引き起こす可能性が 高いという大きなデメリットがあります。スカルプリダクションは現在下火の技術なので 薄毛対策として手術を受けるなら植毛にしましょう。

植毛術のひとつにフラップ式というものがありました。一応自毛植毛の一種で、 昔はよく行われてたいようですが現在は完全に下火となっています。フラップ式は 傷跡だけでなく仕上がりも大変不自然になるからでデメリットのほうが断然多いです。

植毛を受ける前にあるカウンセリングはとても重要な意味合いが含まれています。 疑問の解消だけでなく医師との信頼を築く場でもあるので植毛のシステムやクリニックの 自慢話を聞くことではありません。カウンセリングは良い医師を見つけるチャンスです。

植毛の歴史を繙くといろいろと面白いことがわかります。今では植毛大国はアメリカと 言われていますが歴史を探るとパイオニアは日本人だったのです。パンチグラフトから FUTまで数十年の時間を要します。今後も発展を願わずにはいられません。

植毛にはチョイ式という方法もありますが現在はほとんど行われていません。 自毛植毛の術式の一つではあるのですが発毛率が悪いという大きなデメリットがあり チョイ式を行っているクリニックは日本と韓国の一部のみです。

自毛植毛でも失敗は十分起こり得ることです。技術が向上しているのになぜそのような ことが多いのかというと自毛植毛を行う医師の意識が大きく関係していると思われます。 それが乏しいのであれば失敗は必然です。クリニック選びは本当に重要です。

オムニグラフトは植毛機の一種でいかにも最先端を売りにされていますが 果たしてどうなのかを考察していきます。結論としてはオムニグラフトによる植毛は 問題が多々あるので情報を鵜呑みにしないことを切に願う次第です。

植毛後に薄毛が進行したら離れ小島やドーナツ化が起こるのでは？と心配する人が けっこうおられると思いますがその心配はまずないでしょう。なぜなら植毛後に AGAが進行したとしてもまた植毛を受けたり薬で既存毛を維持したりと色々な対策が すでに確立していて不自然な髪型まで放置することもまず考えにくいからです。