アロエが育毛に良い理由|タンニン酸が毛母細胞を活性化させる

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アフリカやマダガスカルが原産で
数多くの種類がある多肉植物の一種・アロエ。

傷薬やヨーグルトなどいろいろな商品に
応用されてるなじみの深い植物ですね。

そのアロエが育毛にいいことも
けっこう有名になってきてると思います。

なぜアロエが育毛にいいかというと
タンニン酸が多く含まれてるからです。

タンニン酸とはポリフェノールの一種で
毛根の神経を修復する働きがあります。

薄毛の人はその神経が痛んでる(働きが鈍い)特徴があり
それを修復することで感受性がよくなり
毛母細胞の活性化に繋がる効果があるようです。

毛母細胞はいずれ髪の毛になる重要な細胞ですね。

その働きが弱まる(分裂機能が鈍る)と
髪が十分に成長できず細い毛のまま抜ける、
すなわちヘアサイクルが狂うことになってしまいます。

あとタンニン酸は分子が小さい構造をしてるので
とても浸透力が高い特長があります。

育毛成分はしっかり毛根奥まで浸透してこそ意味があるので
タンニン酸は育毛的にも非常に優れたものですね。

他にもアロエにはアロインという成分も含まれてます。

それはAGA(男性型脱毛症)の原因である
DHT(ジヒドロテストしてロン)を生み出す酵素
5αリダクターゼの働きを阻害する働きがあるそうです。

※ただアロインは効果が強いことから医薬品に分類されているので
加工食品として販売する際はそれを除去しないといけないようです。
よってアロエヨーグルトなどにはアロインは含まれていません。

ちなみに一口にアロエといっても300種類以上ありますが
タンニン酸が特に多く含まれてるのはアメリカンアロエという種類です。

タンニン酸はセンブリやホホバなどにも含まれてるそうですが
おそらくアメリカンアロエが一番活用するのに適してそうです。

アメリカンアロエから抽出したエキスを頭皮に塗る実験で
96%の人に育毛促進効果が見られたという報告があるので
自分で育毛剤を作る際はその品種がいいと思います。

アロエの副作用について