イチョウ葉エキスが薄毛対策になる理由|フラボノイドが血管を拡張

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扇子のような形が特徴的なイチョウの葉は
銀杏の実をつける日本ではなじみ深い植物のひとつ。

秋になると緑から黄に色が変化し、
風物詩のひとつとなっているものでもありますが、
実は健康的に大変優れた特長があります。

イチョウの葉には13種類のフラボノイドと
ギンコライドという特有の成分が含まれています。

それらの大きな特長は血流の改善効果です。

特に脳の毛細血管の血流がかなり良くなるので、
痴呆症・アルツハイマーの治療にも用いられるほどです。

他にも高血圧や冷え性、頻尿、花粉症、アレルギー、
集中力の増加など血流と深く関係した不定愁訴にも
働きかける優れた特長があるのです。

フラボノイドの仲間に二重フラボンという成分があります。

それもいろいろ種類がありイチョウ葉エキスには
6種類含まれているそうですが、
現在のところイチョウ葉にしか含まれていないという。

それこそが毛細血管の拡張や脳や心臓等の
重要な臓器の血流に大きく貢献してると考えられます。

また、血糖値を安定させたり抗酸化作用もあるので
血液の流れだけでなく質の向上にも関与します。

その総合的な効能が周りにまわって
薄毛対策になるのだと思われます。

まだイチョウ葉エキスの成分がどのようなメカニズムで
育毛に貢献しているのか全容は明らかになってませんが、
血液との関連性がとても深いと感じます。

その効能の有効性に注目する国が多く、
世界では55カ国も医薬品としています。

ヨーロッパでの研究がとても盛んで
特にドイツとフランスではイチョウ葉の健康効果を高く評価しています。

実際に人での臨床試験実績もかなりあり、
記憶力が向上した人やアルツハイマーの方にも
明らかに改善が見られた例があるなど
どんどん研究すべき対象物だと思います。

イチョウ葉エキスは血流改善に関係するといわれる成分を含んでいるので薄毛対策にも期待されている

それにひきかえ日本は医薬品として認めず
健康食品と言う低い位置づけとなっており、
しかもサプリでは効能を謳うことができないのです。

アメリカも食品としているのですが、
サプリにしても効能をうたうことが出来るので
日本は何もかも遅れているのが現状です。

ちなみにイチョウの木は2億5千万年以上前から
地球に存在しているといわれています。

ということは恐竜絶滅のきっかけとなった
巨大隕石衝突による気候変動にも耐えたことになります。

当時は巻き上げられた粉塵により
2年以上も太陽光がろくに地上へ届かなくなり
気候が激変したとされているので、
生命力が弱い植物ではまず生き残れないでしょう。

そう考えるとイチョウはとても偉大な植物だと感じますね。

是非日本もその重要性を認識してほしいと思います。