チョコレートと同じく世界中で愛されるコーヒーは
眠気覚ましに留まらず健康的にもいいといわれています。
ポリフェノールが含まれているから抗酸化に優れていますし、
脳の神経細胞に働きかけてくれて認知機能の改善にも
効果があることがわかっています。
(実際コーヒーを長年飲んでいる方は
認知症になりにくいというデータがあります)
ではなぜそんなすごい効能があるのかというと、
実はIGF-1を増やすからなのです。
コーヒーに含まれるポリフェノールは
クロロゲン酸というものですが、
それはカプサイシンなどと同じく
知覚神経を刺激する効果があります。
マウスによる実験では2週間にわたって
クロロゲン酸を多く含むコーヒーを飲ませたところ
IGF-1の濃度が倍になったという結果が出たそうです。
そして人間にも同じ実験を実施したところ、
空腹時の血糖値が下がるという結果が出ました。
血糖値を下げる効能がある物質にインスリンがありますが
IGF-1はそれとと似た効果があるのです。
つまりコーヒーは血液や内蔵の健康を整え
育毛的にもいいものといえます。
しかしコーヒーといってもなんでもいいわけではありません。
クロロゲン酸は熱に弱いため
深煎りタイプのコーヒーではほとんど壊れてしまいます。
よってアメリカンコーヒーといった浅煎りタイプがおすすめです。
あともうひとつ注意点があります。
それは飲みすぎです。
コーヒーにはご存知カフェインが含まれているので
大量に飲みすぎると不眠や心拍数の上昇、
イライラ・不安感が強くなったりする副作用があります。
また、体に熱を与える作用があることから
頭部に熱を感じやすい場合や化膿しやすい場合も
それらがますます悪化する恐れがあります。
あと体力を奪う性質もあるので
飲みすぎには本当に気をつけてほしいところです。
ということでいろいろな意見を考慮すると、
多くても1日2杯ほどに留めるのがいいかなと思います。
IGF-1を増やす食べ物は他にもいろいろあるので
コーヒーばかりに頼らなくても大丈夫です。
IGF-1を増やす食べ物・飲み物一覧