ひよこ豆は栄養価が高い食品のひとつ|髪の健康にも役立つ?

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ひよこ豆とはその名の通りヒヨコを横から見た姿に似ている
特徴的な形をした豆類の一種で西アジアが原産となります。

ひよこ豆の歴史は古く、現在判明している範囲では
7000年以上も前から栽培されていたとされています。

トルコの南東部から徐々に中東地域やアフリカなどに伝わり、
現在ではインドでの栽培が特に盛んとなっています。

そんなに昔から親しまれているということは、
それほど栄養に富んだ重要な作物だということが予想できます。

豆類は全般的に栄養価が高いことで有名ですが、
ひよこ豆もその特徴がしっかり有しています。

5大栄養素である炭水化物、タンパク質、脂質、
ビタミン、ミネラルをバランスよく含んでいます。

タンパク質は大豆ほどではないにしろ20%とけっこう多く、
脂質は少なめなので酸化による劣化の可能性が少なく、
鉄や亜鉛、カリウム、そして食物繊維が多いという特徴もあります。

亜鉛はほとんど言うまでもなく髪に良いと有名な成分で、
鉄は血液の材料となり、カリウムはカルシウムの吸収を助け、
食物繊維は毒素の排泄や腸内環境を整えるのに役立ちます。

糖質も割りと多めですが茹でることにより少なくなるので、
極端に食べ過ぎなければ血糖値の急上昇は起きにくいと考えられます。
(生だと炭水化物総量は60gほどですが茹でると30g以下になる)

ひよこ豆はさすが豆類とあって栄養価に富んでいるので髪の健康にも役立つと言える


・育毛食として取り入れる価値は?

いろいろな栄養素が含まれるひよこ豆ですが、
コレといった欠点は見当たらないと同時に
特筆すべき美点もあまり見当たらないという感じです。

よく食べ物というものはビタミンやら食物繊維やらが豊富だから
どうのこうのと紹介されてますがそれは他の豆類に限らず
多くの自然食品でも同じようなことがいえます。

よって、大好きでもないのならひよこ豆を無理に食べなくてもよいと感じました。

大豆が髪にいいという情報が嫌というほど出ているので、
豆類=髪に良いと印象づかせるかもしれませんが、
なんでも程度問題ということになります。

強いて美点を言うならば、大豆よりはフィチン酸が少ないので
ミネラルを無駄に排出してしまうリスクが少ないということでしょうか。

もちろん、フィチン酸も食物繊維と同じく
有害物質の排泄に一役買っている側面もありますので
それが完全な悪者というわけではありません。

繰り返しますが、どんなものでも食べ過ぎは体に毒ですので
常に節度ある解釈と行動が必要になってきます。

ということで、ひよこ豆が育毛に役立つとする強い根拠はないのですが、
育毛食として取り入れる価値はあると思います。

なんだか主張が二転三転している感じで申し訳ないですが、
そう思える理由はひよこ豆が植物性食品だからです。

ある意味その点が最大のポイント(メリット)かもしれません。

当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、
人間にとって理想的なタンパク源は植物性によるものであることが
すでにわかっているので肉類より優れていることは確かです。

ただヒヨコマメに固執する必要はないので、
いろいろな植物性食品を食べるようにすることを意識しましょう。

<参考:個々の豆類と育毛の考察>

⇒落花生(ピーナッツ)

⇒ソラマメ

⇒レンズ豆

⇒ささげ

⇒えんどう豆

⇒ひよこ豆(この記事)

⇒いんげん豆

⇒大豆

⇒豆類の考察まとめ

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