豆類と育毛の関係についての考察のまとめ|栄養が詰まった植物性食品

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これまで豆類についていろいろ考察してきましたが、
今回はそのまとめとなります。

豆類は髪に良い(とされる)食べ物TOP10というアメリカの人気サイト、
トップテンオブシティが発表したランキングでは6位と評価されてます。

その流れで個々の豆類にはどのような特徴があるのか考察してきました。

その結果感じたのは、
食べ過ぎや食べ方に注意さえすれば髪に良い食べ物といっても
大きな間違いではないだろう、ということです。

そう思う最大の理由は植物性食品だからです。

人間は食べれるものならなんでも口にするので
雑食動物だとよく言われますが歯の構造などからも
元々動物性食品を主に摂る生き物ではありません。

古来から木の実や果物などを主に食べてきており、
動物(魚介類も含む)はたまにしか食べてなかったと言われてます。

(一部の原住民はアザラシなどの肉をよく食べていますが
それはあくまで例外であり、少なくとも日本人は
そうではなかった可能性のほうが高いと思われる)

動物性タンパク質は消化に手間取り腸で腐敗しやすいですが、
植物性タンパク質はそんな不利益はなく病気のリスクも
動物性のそれとは相当低いだろうとも言われています。

また、肉類は基本的に焼かないと食べられないので
タンパク質が硬くなったり糖化反応を起こすことになり
健康にとって不利な条件が必然的に多くなってしまいます。

いんげん豆など熱を加えないと中毒を起こすものもありますが、
基本的に豆類はそこまで高温調理をしなくても食べられるので
酵素などの栄養素の大部分を失わずに補給できます。

大豆は栄養素の吸収を阻害するフィチン酸が多いという
懸念もありますがそれは発酵させることで解決するので
すでに人類はその方法を確立しています。

どんな植物も身を守る自衛手段を兼ね備えていますが
それに注意すればとても安全かつ良い栄養補給源となるのです。

育毛は言うまでもなく栄養の摂取が成功の鍵の1つを担います。

栄養をしっかり程良く摂取することで体の機能が是正され、
髪の毛を育む余裕が生まれてきます。

豆はその植物の次世代を担う命の源であることから
ポリフェノールも含め多種多様な栄養を蓄えています。

その多彩な組み合わせはけっしてサプリのような
加工食品では実現できないこととなります。

豆類は全般的に天然のサプリと言えるくらい栄養素が詰まっているので育毛のためになる食品と言っても過言ではないと思います

・豆類は穀物より優れた栄養源にもなりうる

落花生のように15%前後と低いものもありますが、
豆類は基本的に炭水化物を多く含むのが特徴です。(50~60&)

炭水化物を多く含むということは糖質を多く含む
という特徴がほぼ成り立つので血糖値を急上昇させる恐れがあります。

糖質を多く体に取り込むほど糖化という現象を多く発生させ、
育毛の大敵ともなる老化物質AGEsを増やすことになります。

AGEsはコラーゲン組織に無理やり入り込んで強度を低下させるので
頭皮の健康はもちろん、血管の弾力性をも失わせるので
栄養がきちんと髪に伝わらなく恐れだってあるのです。

血糖値を乱高下させる習慣を続けるとすい臓が疲弊して
最悪2型糖尿病に陥り合併症で苦しむ羽目になります。

しかし、豆類は精白された穀物と違って
食物繊維が多いのでGI値が全体的に低い特徴があります。

GI値は血糖値の上がり具合の指標のことです。

精白処理された米や麺類は栄養が剥ぎ取られてるので
でんぷん(糖類の一種)ばかりになってしまい、
血糖値がとてもあがりやすい危険な食品となります。

現代人はそんな食品を主食としてもてはやしているのです。

精白された穀物はGIが70を超えるものが多いですが、
豆類の多くは低GIとされる数値55以下となっています。

そのうえビタミンやミネラル、アミノ酸がバランスよく含まれるので、
少なくとも白米よりは優れた栄養源になっていることは間違いありません。

同じ植物性食品でも加工されることでここまで違いが生まれるのです。

そんなこんなで豆類は髪の健康に役立つ食品のひとつと思えるわけです。

トップテンオブシティで豆類は6位とされてましたが
もう少し上でもいいようにも思えます。

植物性食品を基本とした食事は健康維持・増進に役立つので、
そういう意味でも豆類を取り入れてみてはいかがでしょうか。

<参考:個々の豆類と育毛の考察>

⇒落花生(ピーナッツ)

⇒ソラマメ

⇒レンズ豆

⇒ささげ

⇒えんどう豆

⇒ひよこ豆

⇒いんげん豆

⇒大豆

⇒豆類の考察まとめ(この記事)

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