ヨウ素(ヨード)の過剰摂取に注意|摂取上限量は非常に少ない

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海藻類は体にいい上カロリーも少ないので
ダイエットで用いられることがあります。

また、育毛にもいいのでは?と
実しやかに囁かれてるので
毎日摂取している方もいると思います。

しかしそれだとヨウ素の過剰摂取に
なっている可能性があり
副作用を起こすリスクが高いといえます。

ヨウ素の摂取量の上限は年齢により異なりますが
最大で2200μg(マイクログラム)とされています。
(15歳以上)

※マイクロはミリの1000分の1なので
ミリに直すと上限量は2.2mgになる

※以前は3000マイクログラムだったが
日本人の食事摂取基準が2010年に改定されました

中学生あたり(12~14歳)の上限は1300μg
小学生あたり(6~11歳)の上限は500μg
3~5歳の上限は350μg、それ以下は250μgです

そして推奨量は12歳以上から老年まで
ほとんど同じの130μgです

それはコンブならたった1gでいい計算になります。
(わかめなら2gほど)

上限量を超えて摂取しても
健康体なら超過分はすぐ排泄されるので
すぐ健康被害は起こらないですが、
慢性的に多く摂ってると問題です。

過剰症としては甲状腺の機能低下、
甲状腺が腫れたりします。

そして体重や筋力が減少したり
脈拍の低下、発熱、じんましんなどが起こりうる。

甲状腺が弱るということは
甲状腺ホルモンの分泌に異常が起き
髪にも良くなさそうなので
まさに逆効果になる恐れがありますね。

ちなみに妊娠中の女性は特に注意したほうがいいです。
子供が先天性の甲状腺機能低下を起こす危険性があるからです。

過剰症対策としては大豆食品を
一緒に食べるようにしましょう。

大豆は過剰症を抑制する働きがあります。

参考

ヨウ素が多く含まれている食品

ヨウ素不足で起こる症状

おさらい

ヨウ素と育毛について